こんにちは!カメラマンの長谷川 ksk_photo_manです!
学生時代から、15年間Photoshopを愛用させて頂いてます。
前回の記事では、「湯気の合成」についてお伝えさせて頂きました!
店舗・建物の外観や内観を撮影する時は、三脚を使い、垂直・水平を正して撮影するのが一般的です。
だけど、状況によって三脚が使えないシーンもあります。
- 店舗前の人通りが多い
- 店内に三脚を立てれるスペースがない
- 三脚を持っていない
- (三脚を使うのが面倒)
水平・垂直が出ていない写真は素人っぽい写真になってしまいます。
そこで今回は、撮影後の写真を「水平・垂直」に修正するPhotoshopの使い方をご紹介しますね。
作業前と完成
まずはじめに作業前と完成の写真を見てみてください。
撮影した人の性格がひん曲がっているので、写真もひん曲がってます。。
撮ったの僕だけどねw
そして今回の作業後の完成がこちらです!
水平なものは水平に、垂直なものは垂直に!
今回は、外観の修正の仕方をご紹介しますね!
フォトショップで建物の写真の歪みを補正する方法
今回使うのは、Photoshopの「レンズ補正」ツールです。
「レンズ補正」はレンズ特有の歪みなどを調整することができる機能です。
では早速いきます。
レンズ補正を選ぶと、こんな画面になります。
そしたら、画面右側の「カスタム」を選んでください!
すると、「カスタム」の項目が表示されます。
今回主に使うのは、「変形」の中にある「垂直方向の遠近補正」「水平方向の遠近補正」それと「角度」です。
では、 順を追ってひとつずつ作業していきますね!
垂直方向の遠近補正
では、まず「垂直方向の遠近補正」で垂直方向の歪みを補正していきます。
グリッドの縦の線を見ながら、建物のラインが垂直になるようにします。
水平方向の遠近補正
そしたら次に「水平方向の遠近補正」で水平方向の歪みを補正していきます
グリッドの横の線を見ながら、水平のラインが揃うように!
完成まで近づいてきました!
角度の調整
最後に、角度を調整します。
一つ一つの作業を少しずつやっていくといいです!
今回の画像は、これで完成です!
樽型歪曲を直す
また、広角レンズは一般的に歪が生じやすいです。
その代表が「樽型歪曲」と言われる歪み方です。
樽の形みたいに膨らんでいることから、「樽型歪曲(たるがたわいきょく)」と言われています。
こんな感じです。
もし画像が樽型歪曲している場合、「歪曲収差」で調整してください。
ここまで読んで下さってありがとうございます!
本日は以上です!
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コメント
コメント一覧 (2件)
このくらいならば遠近法ワープでトリミングの方が早い気がしますね。
逆に遠近法ワープばっかりやってたので歪曲収差に気づいてなかったので助かります。w
ギリオさま
コメントありがとうございます!
なるほど!そういうやり方もあるんですね。
Photoshopやってるとどうしても「自分のやり方」がマンネリ化してしまいますw
勉強になりました。ありがとうございます。