こんにちは!カメラマンの長谷川 ksk_photo_manです!
15年間、Photoshopを使い続けています。私ごとですが、最近うちの父も写真にハマっております。(写真歴1年くらい)
実家の長野は、山々に囲まれて紅葉がキレイです。なので最近は頻繁に写真を撮りに出かけてるようです。
そして、週に1度くらいのペースで写真が送られてきます。先日は、こんな写真が送られてきました。
この写真すごくいいんですけど、湖の反射の反射している部分を、もう少し明るくするともっと良くなるかな〜思い、
こんな風に調整した写真を送り返しました!
この記事では、上の写真みたいに部分的に明るくする方法を、お伝えしようと思います。
父がこの記事を見ても出来るように、できる限りわかりやすくお伝えしようと思います。よろしくお願いしますw
このやり方を覚えると、風景写真はもちろん、人物・商品写真などいろんな写真で使えるので、ぜひ一緒に手を動かしながらやってみてください。
もし同じ画像でチャレンジしてみたい方は、以下からダウンロードしてください。
では、まず全体の流れからお伝えしていきます。
「Photoshopの購入を検討中・更新の時期が近い」人は、「Photoshopの買い切り版は?代替ソフトと安い値段で買う方法」も参考にしてみてください。
調整する手順
Photoshopにはいろんな機能があります。
やり方・順番も人それぞれですが、今回は以下の順番で調整していきます。
- 調整レイヤーのトーンカーブで全体を明るくする。
- レイヤーマスクを黒にして隠す
- 明るくしたい部分だけブラシでなぞる
- 全体の微調整(彩度など)
使う機能
- 調整レイヤーのトーンカーブ
- レイヤーマスク
- ブラシ
- 調整レイヤーの彩度
STEP1. 調整レイヤーのトーンカーブで全体を明るくしよう
ではまず始めに、調整レイヤーのトーンカーブで全体を明るくします。
最終的に、この明るさを適応するのは湖の部分だけなので、湖の明るさだけ見ながら調整して見てください。
後で、変更することもできるのでザックリで大丈夫です。
まず、ウィンドウ右下の調整レイヤーを選択します。
するといろんな項目が出てくるので、上から6コ目の「トーンカーブ」を選択。
すると、画面右上にトーンカーブが表示されます。
このトーンカーブの真ん中あたりをクリック&ドラッグで、左上に移動させます。
↓
全体が明るい写真になっていると思います。
トーンカーブの使い方を詳しく知りたい方はこちらを参考にしてみてください。
STEP2. レイヤーマスクを黒にして隠す
次は、全体を明るくしたトーンカーブをいったん隠します。
やり方は、右下のトーンカーブを選択した状態で、「イメージ > 色調補正 階調の反転」を選びます。
↓
- Mac:⌘ + I
- Windows:Ctrl + I
するとさっきまで、「白」だったレイヤーマスクが「黒」に変わり、
写真も元の明るさに戻ります。
先ほど、調整レイヤーのレイヤーマスクを「白」から「黒」に変えました。
白は調整したトーンカーブを見せている状態で、黒は隠している状態です。
STEP3. ブラシツールを使って部分的に明るくしよう
さっき調整したトーンカーブに対して、ブラシツールを使って部分的に明るくしていきます。
やり方は、ブラシツールを使って、写真の明るくしたい部分をなぞって行くだけです。
一緒にやっていきましょう!
まず、トーンカーブのレイヤーマスクを選択できてることを確認します。
次にウィンドウ左の描画色が「白」になっていることを確認。
もし描画色が黒になってる場合は、矢印をクリックして白と黒を反転します。
次は、ブラシツールを選択。
(キーボード入力を「半角」にした状態で)
- 共通:B
ここまで来たら、もう終盤です。
湖の部分をなぞってヌリヌリしてきましょう!
勢いで右下の葉っぱたちも明るくしてしまいましたがw
STEP4. 全体の微調整(彩度など)
最後に仕上げとして、写真全体の彩度とトーンカーブを調整していきます。
彩度も調整レイヤー内にあります。
↓
すると、「色相・彩度」パネルが表示されます。
今回は彩度を「+10」にしました。
最後に、トーンカーブでコントラストを強調!
以上です。
まとめ
ここまで読んでくださってありがとうございます!
本記事で紹介した機能を、もっと詳しく知りたい方は「トーンカーブの使い方」を参考にしてみてください。
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