こんにちは!カメラマンの長谷川です。
カメラ歴12年、Photoshop歴15年で、現在はプロカメラマンとして活動しています。
さて、
- Lightroomの買い切りってあるの?
- 代わりになる買い切り版の編集ソフトがほしい
- Lightroomとほかのソフトは何が違うの?
と思っていませんか?
この記事では、Lightroom Classic(以下 Lightroom)とLuminar 4・AIとSILKYPIXの特徴・違いを解説します。

どれが優れているとかあるの?

どれも良いソフトだよ!カメラ選びと同じで、自分に合ってるソフトを選ぶと良いと思うよ!
Lightroomの買い切り版(永久ライセンス版)は2017年にサポート終了している

2015年に発売されたLightroomの最後の買い切り版(永久ライセンス版)のサポートは、2017年に終了。
現在は、月額課金(サブスクリプション)方式の「Lightroom CC」のみ提供。
Lightroom 6が販売されていても、今から購入することはオススメしません。
理由は、
- Lightroom 6自体が古い(2015年発売)
- 最新のカメラやレンズのデータが追加されない
- 不具合が起きる可能性がある
からです。
不具合については、Adobeフォーラムにいくつか報告が上がっています。
・顔認識モジュラーを開くとLightroomがクラッシュします。
・私はWindows8を使用していますが、「O」キーを押すとすぐにクラッシュします。
・仮想コピーを作成するとクラッシュします。
参考;Adobe公式フォーラム
LightroomとLuminar 4・AIとSILKYPIXを比較

次は、よく比較される4つの画像編集ソフトの特徴・比較・料金を解説していきます。
- Lightroom(ライトルーム)
- Luminar 4(ルミナー フォー)
- Luminar AI(ルミナー エーアイ)
- SILKYPIX(シルキーピックス)
画像編集ソフト | 料金 |
---|---|
Lightroom (フォトプラン) | \ 980円/月 |
Luminar 4 (1台) | \ 7,800 |
Luminar AI (1台) | \ 9,580 |
SILKYPIX (Pro10 ダウンロード版) | ¥ 22,000 |
セールなどによって料金が変わります。
詳しくはそれぞれの公式サイトをご覧ください。
Lightroom(ライトルーム)の特徴と料金プラン

Adobe社から販売されているLightroom(ライトルーム)。
特徴は、「写真編集の一連の流れをスムーズに行える」「写真の読み込み・管理が便利」なことです。
それぞれ解説します。
写真編集の一連の流れをスムーズに行える

Lightroomは、画面左にプリセットやヒストリー、画面右に編集パネルという構成。
- 画面左で編集する写真を選択
- 画面中央で写真を確認
- 画面右で編集項目の調整
といった感じで、写真編集をスムーズに行うことが可能。
写真の読み込み・管理が便利

Lightroomには、写真読み込み用に別のウィンドウが表示されます。
画面左にはライブラリーがあり、中央にはフォルダー内の写真が並んでいます。
実際の写真を見ながらセレクトできるので、スムーズに読み込み操作ができます。
また、Lightroomは写真管理も便利です。
Lightroomの管理は、機能が豊富だからです。
一部紹介すると、次の機能があります。
- フォルダ管理
- レーディング
- お気に入り
- カタログ
- ラベル
- キーワード
- ライブラリフィルター

管理機能の中でも、ライブラリフィルターが便利。
ライブラリーフィルターを使うと、早く特定の写真を見つけることができます。
例えば、ライブラリフィルターの「メタデータ」を選択すると、
- 日付
- カメラ
- レンズ
- ラベル
を選ぶことができます。

なので「○年○月、◇のカメラに□のレンズをつけて撮った写真」といった探し方ができます。
また、キーワードに「紅葉」「楽しい思い出」など入力しておけば、後で探すのが簡単になります。


Lightroomの管理機能はとても充実してます。
Lightroom料金プラン一覧
月額(税別) | |
---|---|
フォトプラン(20GB) | 980 円/月 |
フォトプラン(1TB) | 1,980 円/月 |
コンプリートプラン | 5,680 円/月 |
\ 7日間の無料体験あり /
Luminar 4(ルミナー フォー)の特徴と料金プラン

Luminar 4は、Skylum社が開発・販売している画像編集ソフト。
特徴は、「AI(人工知能)が写真編集を手伝ってくれること」「見やすい操作画面」です。
それぞれ解説していきます。
AI(人工知能)が写真編集を手伝ってくれる
Luminar 4は、AI(人工知能)が写真編集を手伝ってくるソフトです。
例えば、Luminar 4には次のような機能があります。
- AI スカイエンハンサー
- ポートレートエンハンサー
AI スカイエンハンサー

「AI スカイエンハンサー」は、AIが空を識別してくれます。
なので、スライダー操作のみで「空のトーン」を変更することが可能。
風景写真をよく撮っている方にとっては、とても便利な機能です。
ポートレートエンハンサー

また空だけではなく、人物の顔も自動で識別してくれます。
それが「ポートレートエンハンサー」。
「ポートレートエンハンサー」は、
- 顔だけを明るく
- 目を大きく
- 顔を細く
- 歯を白く
っといった操作が、スライダー操作だけでできます。
人物写真をよく撮ってる人には便利な機能です。
見やすい操作画面

Luminar 4はツールやパネルがまとめられているため、初心者でもわかりやすい操作画面です。
Luminar 4では、「ライブラリーパネル」と「編集パネル」が画面右側にまとめられています。
写真編集時は、「写真」と「編集パネル」のみ表示されるため見やすい仕様になっています。
Luminar 4プラン料金一覧
INSPIRATIONエディション | PLUSエディション | MAXエディション | |
---|---|---|---|
内容 | ・Luminar 4 | ・Luminar 4 ・Luminar AI | ・Luminar 4 ・Luminar AI ・Aurora HDR |
解説 | ・写真編集ソフト | ・写真編集ソフト ・写真編集ソフト ・「AI 空の拡張」用の画像 | ・写真編集ソフト ・写真編集ソフト ・HDRソフト |
価格 | ¥ 10,560 | ¥ 19,340 | ¥ 26,540 |
割引後の価格 | ¥ 9,560 | ¥ 18,340 | ¥ 25,540 |
- 風景写真を撮る人
- 人物・ポートレートを撮る人
- AI搭載の写真編集ソフトに興味がある人
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※30日間返金保証
Luminar AI(ルミナー エーアイ)の特徴と料金プラン

Luminar AI(ルミナー エーアイ)は、Luminar 4の次バージョンとして2020年12月に発売された画像編集ソフト。
特徴は、Luminar 4よりAIの機能が強化されたこと。
例えば、「テンプレート」や「ボディAI」という機能が追加されました。
新機能;テンプレート
Luminar AIの「テンプレート」とは、AIが写真編集を提案してくれる機能。
写真に合った編集を複数提案してくれます。
例えば、次のような風景写真を読み込むと、

3つのコレクションが表示(提案)されます。
- アーバンスタイル
- 雲
- オブジェクト

「コレクション」とは「フォルダ名」みたいなものです。
それぞれのコレクションの中に、複数のテンプレートが収納されています。
例えば、アーバンスタイルのコレクションの中には、
- 旧市街
- エジンバラ
- トロント
- メルボルン
- アピーストリート
- ニューヨーク
という6つのテンプレートが収納されています。
テンプレートを選択すれば、編集が適応されるため、早く簡単に編集が可能。
また複数提案してくれるので、写真編集がより楽しくなると思います。
適応結果
アーバンスタイル(旧市街) 雲(夜の雷) オブジェクト(華麗)
新機能;ボディAI
「ボディAI」は、人物の体形を調整できる機能です。
AIが人物を認識してくれるので、「ボディAI」項目のスライダーを移動させるだけで調整が可能。

例えば、ボディAI内の「体形」の項目を100に移動させると、かなり体形を細くできます。

女性の撮ることが多い方にオススメの機能です。
Luminar AIプラン料金一覧
Luminar AI Standard bundle | Luminar AI Plus Bundle | Luminar AI Max bundle | |
---|---|---|---|
内容 | ・Luminar AI(1台) | ・Luminar AI(1台) ・Luminar Xメンバーシップ | ・Luminar AI(1台) ・Aurora HDR ・バーストオブドラマ スカイパック ・カリフォルニアサンセットスカイパック |
料金 | \ 9,580 | \ 17,680 | \ 23,760 |
- 風景写真を撮る人
- 人物写真を撮る人
- 早く簡単に写真編集をしたい人
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SILKYPIX(シルキーピックス)の特徴と料金プラン

SILKYPIX(シルキーピックス)は、SILKYPIX は市川ラボラトリーが開発・販売している国産の写真編集ソフト。
「絹のような滑らかな仕上がり」を目指しているソフトです。
特徴は、「合成機能が豊富なこと」と「ノイズ除去・高い解像度の実現」です。
それぞれ解説していきます。
合成機能が豊富

SILKYPIXは、合成の機能が豊富です。
6種類の合成機能があります。
- 比較明合成
- 多重露光合成
- 多重露光合成(夜景)
- 被写界深度合成
- 動体除去合成
- ストロボモーション合成
また独自の技術(特許)で、画像の自動位置合わせ処理が可能
手持ち撮影をして少し構図がズレていても、SILKYPIXが位置を合わせて合成してくれます。
ノイズ除去・高い解像度の実現

SILKYPIXは、ノイズ低減(ノイズリダクション)にも力を入れているソフトです。
SILKYPIXには「ファインディティール」というモードが搭載されています。
「ファインディティール」とは、細部の描写やシャープ感を維持しながらノイズ除去を行う機能。
夜景など高感度で撮影することが多い方にオススメです。
SILKYPIXのプラン料金一覧
ダウンロード版 料金 | |
---|---|
Developer Studio Pro10 | ¥22,000 |
Developer Studio 10 | ¥13,200 |
JPEG Photography 10 | ¥5,500 |
- 写真を合成することが多い
- 夜景・星空の写真を撮ることが多く、ノイズに悩んでいる
- ネガフィルムをポジに変換して編集したい
- 写真を印刷する機会が多い人
\ 30日間無料体験アリ /
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