- 自分のポートフォリオサイトが欲しい
- HTMLやCSSの知識がない
カメラマンは、サイトで自分の作品を公開することは大切です。ブランディングに繋がるからです。
しかし、本格的なサイトを作るとなるとWebの知識が必要だったり、外注をお願いした場合は費用がかかります。
本記事では、誰でも無料で簡単に写真ポートフォリオサイトが作れる「Wix」の感想と作り方をお伝えします。
Wixとは
Wixは、世界190カ国以上で2億人以上が利用しているホームページ作成ツール。HTMLやCSSなどの知識がなくてもWebサイトの構築ができます。
開発はイスラエル。2019年に日本法人が設立され、日本語のヘルプセンターや電話サポートがあるため安心して利用できます。
Wixの良いところ5つ
- 無料でポートフォリオサイトが作れる
- HTMLやCSSの知識がなくても作れる
- 見栄えの良いポートフォリオサイトを簡単に作れる
- 簡単な写真編集もWixでできる
- 運用・集客をサポートしてくれる機能もある
それぞれ解説します。
1. 無料でポートフォリオサイトが作れる
Wixの良いところの1つは、「無料で利用できる」ことです。初期費用や月額費用はかかりません。
選べるデザインも有料プランと同じで、豊富なテンプレートから選べます。スマホ表示にも対応しています。
レンタルサーバーをレンタルする必要もないです。そのため、レンタルサーバーを契約して設定をする手間も省くことができます。
2. HTMLやCSSの知識がなくても作れる
「HTMLやCSSの知識がなくても作れる」ことも嬉しいポイントです。
使い方は、基本的にはドラッグ&ドロップでOK。直観的な操作でポートフォリオサイトを作れます。
3. 見栄えの良いポートフォリオサイトを簡単に作れる
Wixは、見栄えの良いポートフォリオサイトを簡単に作れます。テンプレートやデモサイトが豊富に用意されているからです。
アカウント登録後、いつくか質問に回答すると自分にあっているテンプレートを提案してくれます。
基本的には、そのテンプレートを土台に写真や文字を入れ替えればポートフォリオサイトが完成。見栄えの良いポートフォリオサイトをサクッと作りたい人におすすめです。
4. 簡単な写真編集もWixでできる
「簡単な写真編集もWixでできる」ことも嬉しいポイントでした。Wix内では、次の写真編集が可能です。
調整できる項目は、次のとおりです。
- クロップ
- 回転・反転
- 画像補正(自動補正)
- 調整
- フィルター
- 切り取り、、など
そのため、写真を用意しておけば、事前に細かい調整まではしなくてもOK。サイト上での見栄えを気にしながら、Wix上でトリミングなどの調整ができます。
ちなみに「調整」では、
- 明るさ
- コントラスト
- ハイライト
- 影
- 色温度
などの調整が可能。
5. 運用・集客をサポートしてくれる機能もある
Wixには、運用・集客をサポートしてくれる機能もあります。例えば、
- ネット予約システム
- 料金の見積もりや請求書の送信
- チャットボックスの設置
です。予約システムも搭載されているので、Wixで予約の受付も可能。
Wixのイマイチなところ3つ
- 無料プランは制限がある
- 細かい調整は難しい
- 後でテンプレートは変更できない
それぞれ解説します。
1. 無料プランは制限がある
Wixの無料プランには、制限があります。具体的には
- 500MBのデータ容量制限
- 上部に広告が入る
- 独自ドメインが使えない
などです。
データは小さくしておくことがおすすめ
たくさん写真を掲載したい方は、事前にファイルサイズを小さくしておくことがおすすめです。大きいファイルサイズの写真を使うと、すぐに容量制限になる可能性があるからです。
また、大きいファイルを使うとサイトの表示速度も遅くなる可能性もあります。
ファイルサイズの観点でみると、圧縮しておくこともおすすめです。
一気に圧縮したい場合は「iloveimg」などオンライン圧縮を使うのもアリだと思います。
2. 細かい調整は難しい
簡単に作れる反面、細かい調整は難しいです。使っていて気になったのは、
- フォントの変更
- フォントサイズの変更
などです。
フォントサイズは、変更できない場所があります(すべてではないです)。例えば、「写真のタイトル」です。
スマホで見た場合、タイトルが大きく見えますがここは変更できませんでした。
3. 後でテンプレートは変更できない
「一度テンプレートを選んだら、後で別にテンプレートに変更はできない」ことも注意が必要です。
テンプレートを変更する場合、1から作り直す必要があります。
長期間運用をするなら、シンプルなテンプレートを選ぶことがおすすめです。
Wixでポートフォリオサイトを作る流れ
- Wixアカウントを作る
- テンプレートを選択
- デザインを編集
- 機能を追加(お問い合わせフォームやSNS)
- 公開する
まず、Wixサイトにアクセスして画面右上の「ログイン/ 新規登録」をクリックします。 新規登録の画面が表示されるので、 アカウントを作成します。
下記3つのどれかで登録します。
- メールアドレス
- Googleアカウント
- Facebookアカウント
アカウント作成が完了したら「サイト作成を始める」を選択します。
「どのようなウェブサイトを作成しますか?」という画面が表示されます。「ポートフォリオ」を選択して「次へ」を選択します。
「ウェブサイトの名前は何にしますか?」という画面が表示されます。サイトの名前を入力して「次へ」を選択します。
「このサイト作成の目的は何ですか?」という画面が表示されます。目的を選択して「次へ」をクリックします。
「サイトに追加したい機能は何ですか?」という画面が表示されます。
追加したい機能を選択して、「次へ」をクリックします。今回は
- チャット
- フォーム
- ポートフォリオ
を選択しました。
選択できる機能
選択できる機能は次のとおりです。
- チャット
- ネットショップ
- フォーム
- Instagramフィード
- サービス予約
- イベント
- ブログ
- ポートフォリオ
- 販売プラン
- 動画
- 音楽
- オンラインプログラム
- フォーラム
- グループ
- レストラン座席予約
- レストラン注文
管理画面が表示されます。右上の「サイトを編集」を選択します。
サイトの基本情報を入力する画面が表示されます。
- ロゴ
- 名前
- メール
- 住所
- 電話番号
- SNSアカウント
を入力して、「次へ」を選択します。
※スキップ・後で変更可能
「スタイル」選択の画面が表示されます。好きなスタイルを選択して「次へ」をクリックします。
※スキップ・後で変更可能
トップページデザイン案が3つ表示されます。好きなトップページを選択して、「次へ」をクリックします。
これでサイトの大枠が完成です。
サイトの大枠ができたので、次は細かいところを修正します「サイトを編集」を選択します。
文字や写真などを入れ替えて行きます。
画面左上の「モバイル」を選択すると、モバイル画面の編集が可能です。
サイトのデザインが固まったら、機能を追加します。 機能の追加は、管理画面左にある「マイビジネス」 からできます。「マイビジネス」内には、
- チャット
- 予約システム
- 会員エリア
などがあります。
例えば「チャット」を選択すると、 サイト内にチャットサポート機能を追加できます。
サイトのデザイン・機能の追加が完了したら、画面右上の「保存 > 公開」をクリックします。
これでサイトが公開されます。
Wixの有料プラン
- 独自ドメインで運用したい
- サイト内の広告を非表示にしたい
- データ容量を増やしたい
といった場合は、有料プランにする必要があります。
まとめ:まずは無料プランでポートフォリオを作ってみよう
以上、Wixでポートフォリオサイトを作った感想と作り方を解説しました。Wixのポートフォリオサイトは、
- とにかく費用を抑えたい
- 細かい部分は気にしない
- まずは自分のポートフォリオサイトが欲しい
という方におすすめです。また、まずは無料プランではじめてみることをオススメします。
まずはサクッと無料プランで作ってみて、「気に入ったら有料プランで運用する」と良いです。
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