- 映像制作業界で働きたいけど、資格は持っていない?
- 動画編集に資格は必要なの?
世の中には、資格がなくてもできる仕事がたくさんあります。特に映像編集や映像制作は、未経験でも始められるのが特徴です。
本記事では、映像編集・映像制作に資格が不要な3つの理由と、未経験からスキルを身につける方法についてご紹介します。
動画編集・映像制作に資格は必要ない理由3つ
1. 資格が無くても動画編集者になれる
動画編集や映像制作の仕事に、特別な資格は必要ありません。
必要なのは動画編集やビデオ制作のスキルと学び続ける意欲です。
2. 資格よりもスキルが重要
動画編集や映像制作にとって重要なことは、適切なスキルを持っていることです。
この仕事に関して言えば、資格はスキルほど重要ではありません。
必要なスキルを身につける方法はたくさんあります。例えば、
- 週刊誌・雑誌など印刷物を読む
- チュートリアル動画を視聴する
- オンラインコースを受講
- すでにこの業界で活躍している友人や家族から教わる
などです。
3. 実績(ポートフォリオ)が最も大切
実績(ポートフォリオ)が最も大切です。
なぜなら、この仕事に求められるのは、主に「動画編集スキル」「構成スキル」 があること。資格はそういった要素を反映しているものではありません。
資格はなくても大丈夫!
まずはスキルを身につけましょう。
動画編集・映像制作に資格が有効なケースとは
1. モチベーションを向上できる
資格を取得することは、目標・目的を設定し、スキル向上のためのモチベーションを高めるのに有効な手段です。また、資格取得のための勉強することで、
- 改善すべき分野が見つかる
- 新しいテクニックを身につける
ことが可能です。さらに、試験に合格すれば履歴書に追加して、クライアントにアピールすることもできますし、キャリアアップに繋がることもあります。
2. 就職・転職に有利になる
良い仕事を見つけるには、ポートフォリオを持つことが不可欠です。クライアントがあなたのスキルを判断し、採用するかどうかを決めるのはポートフォリオだからです。
しかし、
- 実務経験がない
- ポートフォリオが少ない
などの場合、資格を持っていることで、学習意欲を伝えることができます。
努力や本気度をアピールできるね!
あと資格を持ってることで「自分に自信が持てる」ようになるね。
【動画編集】おすすめの資格ランキング5選
1. アドビ認定プロフェッショナル(Premiere Pro 2020)
アドビ認定プロフェッショナルは、Adobe(アドビ)が提供する国際認定資格です。
アドビ認定プロフェッショナルの「Digital Video Using Adobe Premiere Pro CC 2020」は、
- Premiere Proの機能や操作の基礎知識
- プロジェクト要件の設定
など、Premiere Pro に関する操作・編集能力が問われます。
試験日 | いつでも受験が可能 |
申し込み・詳細 | アドビ認定プロフェッショナル |
2. CGクリエイター検定
CGクリエイター検定も、CG-ARTS(公益財団法人 画像情報教育振興協会)が主催している検定です。
- デザインや2次元CGの基礎
- 構図やカメラワークなどの映像制作の基本
- 3次元CG制作の手法やワークフロー
- 写真撮影とレタッチ
など多様な知識が問われます。
試験は、「エキスパート」「ベーシック」の2つがあります。
試験日 | 前期:7月後期:11月 |
申し込み・詳細 | CGクリエイター検定 |
After Effectsを使うときに役に立ちそう!
3. マルチメディア検定
マルチメディア検定は、CG-ARTS(公益財団法人 画像情報教育振興協会)が主催している検定です。
- マルチメディアの特徴
- コンテンツ制作のためのメディア処理
- インターネットビジネス
など、多様な知識が問われます。
試験は、「エキスパート」「ベーシック」の2つがあります。
試験日 | 前期:7月後期:11月 |
申し込み・詳細 | マルチメディア検定 |
4. 動画編集検定
動画編集検定は、日本動画編集協会が主催している検定です。
試験は実技・ 学科試験で実施され、 動画編集に関する知識・技能、実務能力が問われます
試験は、「3級(無料)」「2級」「1級(現在準備中)」があります。
試験日 | いつでも受験が可能 |
申し込み・詳細 | 動画編集検定 |
5. 映像音響処理技術者認定試験
映像音響処理技術者認定試験は、一般社団法人日本ポストプロダクションが主催する試験です。
- 編集技術の基礎
- マイクロフォンの特徴と用途
- 著作権について
など、映像・音声技術の知識が問われます。
試験日 | 年1回、毎年6月上旬 |
申し込み・詳細 | 映像音響処理技術者認定試験 |
その他の動画編集の資格
短期間でサクッと資格を取りたい方は「Smart資格」がおすすめです。Smart資格は、「副業希望者が選ぶ資格講座No.1」の民間資格取得サービス。動画の資格だと、
の2つがあります。スマホ1台、最短1週間で資格が取れるので、基礎知識を身につつ資格も取りたい初心者におすすめです。
画像編集に役立つ資格3選
1. 色彩検定
色彩検定は、公益社団法人色彩検定協会が主催する検定です。「3級」「2級」「1級」があります。3級では、
- 色のはたらき
- 色の心理的効果
- 配色の基本的な技法
など、色彩の基本が問われます。
試験日 | 夏期:6月冬期:11月 |
申し込み・詳細 | 色彩検定 |
2. Photoshopクリエイター能力検定試験
Photoshopクリエイター能力検定試験は、ソフトウェア活用能力認定委員会が主催する検定です。「エキスパート」「スタンダード」があります。
スタンダードでは、Photoshop の基本的な操作・編集かどうかが問われます
試験日 | いつでも受験が可能 |
申し込み・詳細 | Photoshopクリエイター能力検定試験 |
3. カラーコーディネーター検定試験(R)
カラーコーディネーター検定試験(R)は、東京商工会議所が主催する検定です。 「アドバンスクラス」「スタンダードクラス」があります。
スタンダードでは、
- 生活の色と効用
- 色の表現方法
- 色で売り上げアップをするために
など、色彩に関する基礎知識が問われます。
試験日 | 6月、11月 |
申し込み・詳細 | カラーコーディネーター検定試験(R) |
副業の動画編集・映像制作に必要なスキル5つ
1. 動画編集スキル
副業で動画編集をするなら、「動画編集のスキル」は必須。まずは、基礎知識となる
- カット
- トランジション
- エフェクト効果効果
- オーディオ/ビデオエフェクトの追加
など、編集の基本原則を理解できることが必要です。
次に、Adobe Premiere ProやFinal Cut Proなどの動画編集ソフトの使い方を覚える必要があります。
2. 構成スキル
副業で動画編集者になるには、動画編集スキルに加え、「構成スキル」も必要です。
動画編集は、撮影済みの映像をカットし、必要な映像を仕分け、素材映像をうまくまとめていくのが仕事だからです。
「構成スキル」を身につけるには、映画を視聴することも、1つの方法です。
3. コミュニケーションスキル
動画編集者は、コミュニケーションスキルも身につけておくことが大切です。動画編集は、
- クライアントのニーズを把握する
- チームメンバーとやり取りがある
ためです。円滑にプロジェクトを進めるためにも、コミュニケーションスキルは重要です。
4. マーケティングスキル
動画編集者は、「マーケティングスキル」も求められます。クライアントの要求をしっかりと把握し、それに応じた映像を作成する必要があるからです。
また、ターゲットユーザーの嗜好や関心を考慮して、動画コンテンツを企画・制作・配信する必要があります。
そのほか、YouTubeに動画投稿をするなら、
- ジャンル・カテゴリー選び
- キーワード選定
も重要になってきます。
5. セールススキル
「セールススキル」も大切です。 「営業スキル」と言い換えることもできます。とくに副業・フリーランスで動画編集をする場合は、
- 自分の能力・サービスを相手に伝える
- 仕事を獲得する
- 単価交渉する
など自分で行う必要があるからです。継続的に仕事をするなら、ぜひ身につけておきたいスキルです。
セールスが苦手な人は、営業代行サービスを使うのも1つの手段!
営業メールはテンプレート化しておくと、効率的!
動画編集を仕事にするには?年収は?
1. 就職する
動画編集を仕事にするなら、その業界に就職・転職するのが1つの方法です。
- 制作会社
- 広告代理店
- テレビ局
などで、新入社員の募集やインターンシップを探しましょう。未経験の場合、
- アシスタント
- プロダクション・アシスタント(PA)
なども検討してみてください。
就職した場合の年収は、雇用形態によって変わりますが、正社員の場合「平均年収:398万円」。正社員の平均より、高い水準です。
参考:求人ボックス
2. 副業、またはフリーランス
動画編集と制作を仕事にしたい方は、副業やフリーランスで活動することもできます。現在、インターネットがあれば世界中のどこからでも、動画編集・制作の仕事を探すことが可能です。例えば、
などを活用すると良いです。
未経験から独学を成功させるポイント3つ
1. 勉強時間を確保する
動画編集や制作を学びたい方は、週末でも平日でも時間を確保して勉強していきましょう!特に未経験の場合、早くから勉強を始めることをオススメします。
例えば、
- 朝起きたら30分~60分くらいの勉強時間を確保
- 週末は数時間勉強する
など工夫して勉強時間を作りましょう。
2. 学習を習慣化する
習慣化することも大切です。例えば、
- 毎朝起きたら30分勉強して仕事に行く
- 仕事終わりに喫茶店で30分勉強して帰る
など、学習を習慣化させましょう。
勉強スケジュールの習慣化するためには、まずは目標を立てて勉強計画を作ると良いです。
例えば、「今月の中旬にソフトをマスターしたい」など、具体的な目標を立て、始めることでモチベーションも上がってきます。
3. 実際に画面を操作して覚える
情報を覚えるだけでなく、実際に編集ソフトを操作して覚えていきましょう。
読んでも理解できないことがあったら、繰り返し見直すか、インターネット検索・解説サイトを調べる、など解決方法を探しましょう。
未経験から動画編集・映像制作のスキルを身につける方法
1. 大学・専門学校に進学する
大学や専門学校に入学するのもひとつの方法です。理論と実践の基礎をしっかり身につけることができます。
さらに、他の学生やプロフェッショナルとの繋がりを構築する機会も得られます。
ただし、大学や専門学校に通うにはお金と時間がかかるので、注意が必要です。
2. 独学で勉強する
基本を学べるオンラインリソースはたくさんあります。YouTubeには、動画編集や動画制作の関するチュートリアルビデオがたくさんあります。まずそこから始めるのも良いです。
また、書籍を読むのもおすすめです。一度基本を学んだら、あとは実際に操作しながら覚えていくと良いです。
関連» 動画編集・映像制作の本18選!
3. 動画編集スクールで学ぶ
動画編集や映像制作を本格的に学びたいなら、動画編集スクールへ通うことも可能です。
動画編集スクールでは、主に実践的なスキルを身につけることができます。
動画編集スクールに通うことのメリットはたくさんありますが、一番大きいメリットは、直接プロから動画編集のテクニックを教えてもらえることです。
おすすめの動画編集スクール・講座
最後におすすめの動画編集スクールをご紹介します。おすすめの動画編集スクールは、studio USです。studio USは、未経験から最短2ヵ月で動画編集スキルを身につけることができます。
教材数も、「動画本数700本以上、作れる動画は約50タイトル」とかなり豊富。作った作品は、ポートフォリオとして使ってOKです。つまり
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