こんにちは!カメラマンの長谷川 ksk_photo_manです!
「写ルンです」がまた流行っているようですね!
ワザとフラッシュだけ発光させて遊んだなぁ!
なので、今回は「写ルンです」に関することをまとめてみました。
こんな人におすすめの記事です!
- 「写ルンです」に興味がある人
- これから「写ルンです」を始めてみようと思う人
では早速お伝えしますね。
「写ルンです」とは
初めての方もいらっしゃると思うのですが、簡単に「写ルンです」の紹介を!
1986年に、富士フィルムから発売開始された「レンズ付きフィルム」です。
2016年に、誕生30周年を迎えた「写ルンです」は、「アニバーサリーキット」を数量限定販売しました。
同年7月15日の発売30周年に合わせ第二弾も投入してます。
「写ルンです」の特徴
- 軽い
- 比較的どこでも手に入る
- 撮影が簡単
- 撮影してすぐ見ることができない
- 写真を見るためには現像⇒プリント(orデータ化)の必要がある
- 写真を見るには、コストがかかる
「写ルンです」の種類
30周年の数量限定アニバーサリーキットなど、発売されていますが、ここではスタンダードな「写ルンです」をお伝えしますね。
種類は、3種類あります。
- シンプルエース
- 1600 hi speed
- New Waterproof
それぞれの特徴についてお伝えしていきますね。
1:シンプルエース
フィルム | ISO400 135フィルム |
撮影枚数 | 27枚/39枚 |
レンズ | f=32mm F=10 プラスチックレンズ1枚 |
シャッタースピード | 1/140秒 |
撮影距離範囲 | 1m~無限遠 |
ファインダー | 逆ガリレオ式プラスチックファインダー |
フラッシュ | 内蔵(有効撮影距離:1m~3m) パイロットランプ付スライド式フラッシュスイッチ |
電池 | 単4形 1.5Vアルカリマンガン乾電池内蔵 |
寸法 | W 108.0×H 54.0×D 34.0mm |
重量 | 27枚撮:90g 39枚撮:93g |
シンプルエースの特徴
- スタンダードな「写ルンです」です
- 昼間の撮影に向いてます。
- 3つの中で一番安価です。
1600 hi speed
フィルム | ISO1600 135フィルム |
撮影枚数 | 27枚/39枚 |
レンズ | f=32mm、F14、プラスチックレンズ1枚 |
シャッタースピード | 1/200秒 |
撮影距離範囲 | 0.8m~無限遠 |
ファインダー | 逆ガリレオ式プラスチックファインダー |
フラッシュ | 内蔵(有効撮影距離:0.8m~5m)パイロットランプ付スライド式フラッシュスイッチ |
電池 | 単4形 1.5Vアルカリマンガン乾電池内蔵 |
寸法 | W 108.0×H 54.0×D 34.0mm |
重量 | 27枚撮:89g 39枚撮:92g |
1600 hi speedの特徴
- 夜間の撮影に向いてます。
- フラッシュは5m先まで届きます。
- ISO1600、シャッタースピード1/200秒なので写真がブレにくい
シンプルエースよりISO感度が高いのが特徴ですね!
New Waterproof
フィルム | フジカラー SUPERIA ズームマスター800 |
撮影枚数 | 27枚 |
レンズ | f=32mm F=10 プラスチックレンズ1枚 |
シャッタースピード | 1/125秒 |
撮影距離範囲 | 陸上=1m~無限遠(晴天~薄曇りの日中・屋外) 水中=1m~3m(晴天の日中・澄んだ水の中) |
ファインダー | 逆ガリレオ式プラスチックファインダー内蔵 |
耐水性 | 水深10m(JIS 8級 相当) |
寸法 | W 133.0×H 73.0×D 42.0mm |
重量 | 170g |
New Waterproofの特徴
- 水の中でも撮れる(水深10mまで)
「写ルンです」の使い方・撮り方
使い方はたったの3ステップです。
- カメラの背面右上にあるダイヤルを止まるまで回す
- 中央上部のファインダーから撮影したいものを見る
- シャッターを切る
明るさなど自分で設定する必要なく、手軽なので魅力のひとつですね!
(デジカメやスマホで、明るさを変えながら写真を撮るのも楽しいですよ!)
ネガフィルムの特徴 ラチチュードについて
少し専門的な話になってしまうんですが、カメラ用語で「ラチチュード」という言葉があります。
これは「光を受け止める許容範囲」のことです。
「写ルンです」に使われているネガフィルムは、このラチチュードが広いことが特徴です!
ラチチュードが広いので、適正の露出から少しオーバー(明るく)ても、アンダー(暗くて)も画像再現ができます。
「写ルンです」現像代、プリント代
撮影し終わった「写ルンです」はお店で現像⇒プリント(or データ化)してもらわなければ見ることができません。
カメラのキタムラの場合、現像代・プリント代は以下のようになります。
- 現像代:660円(税込)
- プリント:1枚40円(税込)
- 27枚撮りの場合:1,758円(税込)
- 39枚撮りの場合:2,247円(税込)
全部プリントしてもらうと、けっこう良いお値段するんですよね。
プリントする前に、コンタクトシートでプリントする写真を選ぶと節約になりますよ!
「写ルンです」現像ができるお店一覧
何年か前は、コンビニでも受け付けてくれてたんですが、市場が衰退したので、受け付けてくれるコンビニはかなり限られています。
大きい家電量販店は、比較的どこも対応してくれます!
「写ルンです」の現像ができるお店をまとめてみました!
その他のお店
エビスカメラ
- 最寄り駅:都営三田線・南北線「白金高輪」駅
- 住所:東京都港区白金6-6-1
- サイトURL:http://www.ebisucamera.com/index.html
ポパイカメラ
- 最寄り駅:東急東横線「自由が丘」駅
- 住所 :東京都目黒区自由が丘2-10-2
- サイトURL:http://www.popeye.jp/
フォトカノン
- 最寄り駅:都営浅草線「戸越」駅・東急池上線「戸越銀座」駅
- 住所:東京都品川区戸越2-1-3
- サイトURL:http://www.photokanon.com/index.html
カメラのウエダ
- 最寄り駅:JR蒲田駅
- 住所:東京都大田区蒲田5-18-1
- サイトURL:http://www.uedacamera.co.jp/index.php?data=./data/l1/
「写ルンです」をデータ化するには
「写ルンです」で撮った写真を、SNSなどにアップしてみんなに見てもらいたいと思いますよね。
ここでは、「写ルンです」で撮った写真をデータ化する流れをお伝えしますね。
- 写真屋さんに持って行く
- 現像とCDを注文する
- CDをパソコンに取り込む
これが一般的な流れです。
つまり、パソコンが必要になります!
ただ、スマホに送ってくれるサービスをしているお店もあります。 調べた限りだとコイデカメラがその一つです。
写ルンです(レンズ付きフィルム)で撮影した写真を、「スマホへ送信」できます。 QRコードを読み込んで、スマホに保存するだけ! 簡単にSNSに投稿できるので、とっても便利! 現像機のある店舗は、現像料+500円(税込)です。 引用:コイデカメラ
データ化・スマホ転送の料金は、フィルム1本につき864円。現像料金はフィルム1本で648円(ともに税込)。 引用:デジカメWatchより
なぜ「写るんです」ではなく「写ルンです」なの?
ちょっと豆知識です。
開発当初、ネーミング案として「フィルマー」「カメルム」「パットリくん」「西麻布」「写るんです」「チョンパッ」という名前が候補に挙がっていた。 この中の「写るんです」と「ルンルン気分」とを合わせ、最終的に「るん」を片仮名表記とした「写ルンです」という名前に決定した。 引用:ウィキペディアより
ルンルン気分で写真を楽しんでください!
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