こんにちは!カメラマンの長谷川 ksk_photo_manです!
デジタル一眼の操作に慣れてきたら、もうちょっと良い構図で撮りたくなってきますね!
素人っぽい写真から卒業したい! 三分割法ってなに?
っと思っているあなたに、今回は「三分割法の構図」についてお伝えします。
三分割法を身につけて、写真をワンランクアップさせましょう!
あなたの写真、日の丸構図になっていませんか?
日の丸構図とは、被写体を画面の真ん中にもってくる構図です。
日の丸構図が良くない構図ということではないのですが、上手くまとめるのが難しい構図なんです。
なので、ある程度カメラの操作になれてきたら、ぜひ「三分割法」にチャレンジしてください。
今まで、日の丸構図が多かった人は、三分割法で撮れば写真がかなり上達して見えると思います!
三分割法とは
三分割法とは、画面を縦横に三分割して、線が交わっている4点のどれかに被写体を置いて撮影する構図のこと。
例えば、さっきの写真を例にすると、右下の交点に被写体を置いて撮影してみました。
画面左に空間ができて、植物や画面奥に見える風景(副題)にも視線が行きやすいですね!
日の丸構図より写真に広がりがあるように見えます!
三分割法の撮り方
三分割構図では、交差している点が4つありますね。
この4点のうち、どこに被写体を持ってくるかで写真の印象は変わります。
三分割法で人や人物を撮る
一般的に写真は人物や動物の場合だと、視線が向いている方に余白(スペース)ができるように、撮ると自然な写真になります。
また逆に、少し「違和感」を作りたいときは視線と逆を空けたりします。
三分割法で花を撮る
花のアップを撮るときは、三分割法の下の交点を使うよりも、上部の交点を使ったほうが、花の世界感が表現ができるケースが多いです!
三分割法で水平線が見える景色を撮る
海の水平線が見えるときも、三分割法に当てはめることができます。
下部の線に水平線を合わせれば、空の面積が広がり開放感のある写真になります。
上部の線に水へ線を合わせれば、波が見える面積が広くなるので、波の模様を見せることができますね!
水平線を画面中央に持って来た場合、(悪いということはないのですが)空と海、どっちを主役の写真にしたいのかわからない写真になってしまいます。
三分割法は縦位置でも使える
三分割法は、カメラを縦にして縦位置の写真を撮るときも使えます!
カメラのグリッド表示を三分割法にする
カメラの設定で、グリッド表示を三分割法にできる機種もあります。
グリッド表示を確認しながら撮った方が、三分割法を取り入れやすいですね!
変更できるのは、以下の2ヶ所です。
- ライブビュー
- 撮った写真の再生表示
変更の仕方をお伝えしていきますね!
ライブビューを三分割法のグリッド表示にする方法(キャノン 6D)
写真再生時のグリッド表示を変える方法(キャノン 6D)
フォーカスロック
フォーカスロックを使うと、三分割法で写真が撮りやすくなります。
フォーカスロック(AFロック)とは、フォーカスエリアで被写体にピントを合わせた後、構図を整える撮影のテクニックです。
「フォーカスロック(AFロック)ってなに?失敗しないピント合わせ」で詳しくお伝えしているので、確認してみてください。
最後に
三分割法は、よく使う構図です!
はじめは、いろんな交点を試してみるのもいいと思います!
ぜひ三分割法を使って、写真を撮ってみて下さい!
またいろんな構図を試す時は、「フォーカスロック」を覚えておくと便利です。
次は、「フォーカスロックってなに?」をご覧ください。
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