こんにちは!カメラマンの長谷川 ksk_photo_manです!
学生時代からPhotoshopを触っているので、Photoshop歴は15年です。
さて、温かい料理の写真は、湯気があると「出来たて感」が伝わり、より美味しそうに見えます!
今回は、Photoshopで湯気を合成する方法をお伝えします。
①写真素材の準備!
今回はこの2つの画像を重ねてみようと思います。
商品画像と湯気画像です。
もし湯気画像がない方は、「【湯気の写真素材】プロカメラマンの無料(フリー)写真素材・商用可」から手に入れて下さい。
②素材を重ねる
その次に、料理の写真の上に湯気の画像を持ってきます。 この時に、バランスを見ながら湯気の大きさや位置を調整してあげてください。
次に、湯気レイヤーを選択した状態で、描画モードを「スクリーン」にします。
描画モードをスクリーンに変えるとこうなります。
ここまで来たら、あと少し!
③マスクで不要な部分を隠す
今のままだと、湯気レイヤーの下部にある鍋が、見えている状態です。 これを「レイヤーマスク」を使いながら、隠していきます。
消しゴムツールを使ってしまうと、消し過ぎてしまった時や、「やっぱりココ消さなきゃ良かった」と後で思ったとき、すごくややこしくなります。
あとでまた調整する可能性がある部分は、レイヤーマスクを使うクセをつけておくといいと思います。
では、湯気のレイヤーを選択した状態で、「レイヤーマスク」を追加します!
追加した「レイヤーマスク」を選択した状態で、不要な部分を消していきます。
レイヤーマスクの状態が「白」の部分は、「見えるようにする部分」です。
逆に「黒」にすると、「見せたくない部分を隠す」ことができます。
今回は、鍋の部分を湯気レイヤー内にある鍋の部分を隠していきたいので、ブラシツールで黒く塗っていきます。
ブラシツールのショートカットは、キーボードの「B」です。
「Brush」の「B」ですね!
見やすくするために、料理のレイヤー非表示にして作業しました。
この状態で、ラーメンのレイヤーも「表示」にしてあげるとこんなカンジです!
④微調整&完成
「ちょっと湯気が多すぎるなぁ〜」って思ったら、もう少し調整してあげましょう。
例えば、ブラシツールの「不透明度」を30%にして、レイヤーマスクを黒く塗ってあげると微調整ができます。
だいたいこんなカンジに仕上がりました。
(なんか違和感あるけど、合成例ということでw)
最後に
撮影時に湯気がある状態を撮ることも可能です。
しかし、湯気をきれいに撮影するためには一定の条件がそろっていないとうまく撮ることができません。
湯気が多すぎると、せっかくの料理が見えなくなってしまうこともあります。
撮影時は、食材の見え方など他に調整するところがあるので、ちょうどいい湯気を待っていると、みるみる時間が経過し、食材の鮮度が落ちてしまいます。
なので僕は、湯気は後処理で合成すると決めています。
Photoshopショートカット一覧
Photoshopは、ショートカットを覚えると負担が減り作業スピードが早くなります。
アドビ公式サイトに「デザイナー用Photoshopショートカットキー一覧」がありました。デスクなど見えるところに貼っておくと一目で変わって便利ですね!
印刷用データはコチラ
以上です。ご覧になって頂きありがとうございます!
「Photoshopをもっと使いこなしたい」という方は、「Photoshopの使い方一覧 」を参考にしてみてください。
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