こんにちは!カメラマンの長谷川 (@ksk_photo_man)です!
いつも当ブログを読んで下さってありがとうございます!
Snapseedって何ができるの?
どうやって使うの?
っと思っていませんか?
今回は、Googleが開発した写真加工アプリ「Snapseed」の使い方をご説明しますね!
では早速いきましょう!
加工できることが多いので記事も長くなってしまいました!
Snapseedの操作画面が新しくなっていますね。この記事でご紹介しているのは、旧バージョンなので操作画面が若干違います。とはいえ、使える機能は、ほぼ同じなので、参考にしてみてください。
「Snapseed」の特徴
素晴らしすぎる写真加工アプリ「Snapseed」
特徴をまとめてみました!
- 多機能・高性能
- 操作が直感的で使いやすい
- 画像自動生成や、顔を自動で識別して調整できる「顔」ツールは驚き!
- 画像サイズを自由に変更できる
- 前回の編集内容を一瞬で適応できる
- 編集内容を保存できる
「画像サイズを自由に変更」「前回の編集内容を一瞬で適応」「編集内容を保存」について、補足説明しますね!
画像サイズを自由に変更できる
「Snapseed」は、「画像サイズ」と「形式と画質」を変更することができます。
「画像のサイズ」を変更するやり方は、まず画面右上の「・」が縦に3つ並んでいるアイコンをタップします。
次に「設定」をタップ。
画面内の「画像のサイズ調整」をタップします。
すると「画像のサイズ調整」の画面になるので、お好きなサイズを選択します。
写真を大きく使いたい場合は、「サイズを調整しない」のままに、とにかく小さくしたい場合は一番数字が小さいものを選びましょう。
同じ「設定」の画面内から、「形式と画質」を変更することもできます。
高画質にしたい場合は「JPG 100%」に、画像を軽くしたい場合は「JPG 80%」を選びましょう。特にこだわりがないのであれば「JPG 95%」のままで大丈夫です!
前回の編集内容を一瞬で適応できる
一度、「Snapseed」で編集を行うと、画面左下に「前回の編集」という項目が表示されます。
ここをタップすると、前回の編集内容が、今回の写真に一瞬で適応されます!便利!
編集内容を保存できる
また編集内容を保存することもできます。
保存場所は、画面下にあるメニューをスワイプして、右にスライドさせた一番右にあります。
ここの「+」をタップすると、「この効果を保存」の画面が表示されます。
お好き名前を入力して、「保存」をタップ。
すると、「編集内容」が保存できます。
次回からは、ここをタップするだけで編集内容が適応されます!
いつもの編集内容を保存しておけるのは便利です!
では次は、「Snapseed」基本的な使い方をお伝えしていきますね!
「Snapseed」の使い方
「Snapseed」の加工・編集画面には、まず「ツール(画像左)」があり、下にスワイプすると「フィルター(画像右)」があります。
また、更にスワイプすると「顔」の調整ができるツールもあります。
まず、「写真の選択→加工・編集→保存」までを、簡単にご説明しますね!
「写真の選択→加工・編集→保存」をやってみよう
左上の「開く」をタップし、端末内から編集したい写真を選びます。
そしたら、右下の鉛筆マークをタップして編集メニュー画面を開きます。
調整したい項目をタップして、調整画面を開きます。
画面下部のメニューから「三」をタップすると、調整できる項目が表示されます。
上下にスワイプしすると調整できる項目を変えることができます。
その状態で、左右にスワイプして調節します。
右上の四角いアイコンを長押しすると、調整前を確認することができます。
調整前と調整後をワンタップで確認できるのも便利!
OKなら右下のチェックマークを押します。
次に、右上にある「↓」のアイコンタップして「保存」を選択すれば、編集した写真が保存されます!
ここまでが「写真の選択→加工・編集→保存」の流れです。
では次に、「Snapseed」の「ツール」で何ができるのか見ていきましょう!
「Snapseed」のツールを使ってみよう
「Snapseed」のツールは、13コあります。
- 画像調整
- ディテール
- 切り抜き
- 回転
- 射影変換
- ホワイトバランス
- ブラシ
- 部分調整
- シミ除去
- 周辺減光
- テキスト
- カーブ
- アンクロップ
では、ひとつひとつご説明してきます!
画像左上に、ツールアイコンも載せておいたので参考にしてみてください!
1, 画像調整は、写真の基本調整できるよ
「画像調整」ツールでは、
- 明るさ
- コントラスト
- 彩度
- アンビアンス
- ハイライト
- シャドウ
- 色温度
の調整ができます。
例えば「彩度」を選択して、右にスワイプすると色が鮮やかになります。(画像右)
2, ディテールは、写真の質感を調整できます
「ディテール」では「ストラクチャ」の調整ができます。
左にスワイプすると、写真が滑らかになります。(画像左)
右にスワイプすると、写真の細部が強調されます。(画像右)
3, 切り抜き
「切り抜き」は、写真をトリミングすることができます。
切り抜ける種類は、9コあります。
4, 回転は、回転・反転ができます
「回転」は、写真の角度を変えることができます。
スワイプで、角度調整ができます。(画像左)
また、画面下部のメニューにあるアイコンをタップすると、
- 左右反転
- 90度回転
ができます。(画像右)
5, 射影変換
「射影変換(しゃえいへんかん)」では、「ティルト」「回転」「サイズ変更」「フリー(自由変換)」の調整ができます。
「ティルト」は一眼レフで言うと、「感光面」を変えることができます。
例えば、下にスワイプすると下からあおって撮ったような写真にすることができます。
また、調整して画像が足りなくなった部分は、アプリが自動で生成してくれます。
今回の写真だと、画像の下の芝生の部分を自動で生成してくれました!
さすがGoogle!
6, ホワイトバランスで、写真の色味を変えよう
「ホワイトバランス」では、「自動」と「手動」を選べます。
「AW(オートホワイトバランス)」をタップすると、アプリが自動で調整してくれます。(画像左)
オートホワイトバランスとは、カメラが「光源の色がどんな色なのか」を識別して、白を白として正しく写すように補正する機能のことを言います。
また、「二」をタップすると「色温度」と「色合い」の調整ができます。(画像右)
「色温度」を選択して、左にスワイプすると「寒色系」に、右にスワイプすると「暖色系」になります。
「色合い」では、「緑←→赤紫」に変化します。
7, ブラシは、部分的に調整できます
「ブラシ」では、調整する部分を選択することができます。
例えば「明るさの部分調整」をタップして、明るくしたい部分を指でなぞると、その部分だけ明るくなります。(画像右)
調整できるのは「明るさの部分調整」「露出」「色温度」「彩度」です。
8, 部分調整
「部分調整」も部分的に調整することができます。
調整できる項目は「明るさ」「コントラスト」「彩度」「ストラクチャ」です。
9, シミ除去では、不要な部分を消せます
「シミ除去」では、不要な部分を指でなぞるだけで、消すことができます。
10, 周辺減光は、画面周辺の明るさ調整
「周辺減光」では、画面周辺の光量を調整することができます。
左にスワイプすると画像の周辺が暗くなり、右にスワイプすると明るくなります。
11, テキスト
「テキスト」では、画像にテキストを加えることができます。
12, カーブ
「カーブ」では、自分で階調の調整をすることができます。
メニュー左にある「○」のアイコンをタップすると
- RGB
- 赤
- 緑
- 青
- 明度
のトーンカーブを選択することができます。
また、メニューの右にあるアイコンをタップするとプリセットが表示されます。
「ソフトコントラスト」や「ブライト」など30コのプリセットがあります。
トーンカーブの使い方は、「Photoshopトーンカーブの使い方」で詳しく説明しています。
13, アンクロップ
「アンクロップ」では、画像にない部分を自動で生成してくれる機能です。
今回のように枠を広げると、空や木、芝生の部分をアプリが自動で生成してくれます!
次は、フィルター機能についてお伝えしていきますね!
「Snapseed」のフィルターを使ってみよう
現在「Snapseed」のアプリ内にあるフィルターは、全部で13コあります。
- レンズぼかし
- グラマーグロー
- 階調コントラスト
- HDR風
- ドラマ
- グランジ
- 粒状フィルム
- ヴィンテージ
- レトロラックス
- ノワール
- モノクロ
- フレーム
- 二重露光
それぞれについて見て行く前に、基本的な使い方をお伝えしますね!
「Snapseed」のフィルターの使い方
まず、適応させたいフィルターをタップして選択します。
画面下部の「三」メニューアイコンをタップすると、調整できる項目が表示されます。
この「HDR風」のフィルターでは「フィルムの強さ」「明るさ」「彩度」の調整ができます!
例えば「フィルタの強さ」選択した状態で、画面内を左右にスワイプすると、「フィルタの強さ」を調整することができます。
OKなら、チャックマークをタップして適応させます。
以上がフィルターの基本的な使い方です。
次に、いくつかフィルター効果をお伝えしてきますね!
1, レンズぼかし
「レンズぼかし」は、画像にぼかし効果を加えるフィルターです。
画面下部◎をタップすると、「丸形」か「線形」かを選ぶことができます。
調整できる項目は、3つ。
- ぼかしの強さ
- 変化の緩やかさ
- 周辺減光の強さ
また、ぼかしの形を変えることもできます。。
選択できるボケの形は、11種類です。
周辺減光も調整できるのが面白いです!
2, グラマーグロー
「グラマーグロー」は、画像に綺麗なグロー効果を加えることができます。
写真の雰囲気が増しました!
3, 階調コントラスト
「階調コントラスト」は、階調ごとにコントラストを調整することができます。
例えば「明部」を選択して右にスワイプすると、写真の明るい部分のコントラストが高くなります。
今回の写真の場合だと、「空」の部分ですね!
4, HDR風
「HDR風」では、写真をハイダイナミックレンジ風にすることができます。
「フィルタの強さ」「明るさ」「彩度」の調整ができます
5, ドラマ
「ドラマ」フィルターで容易されているプリセットは、6つです。
6, グランジ
「グランジ」はヴィンテージ風の独特な独特なフィルターです。
用意されているプリセットは「1〜1499」までの1499コ用意されています!!
7, 粒状フィルム
「粒状フィルム」は粒子を追加して、カラーフィルムで撮ったような雰囲気になります!
スタイル(フィルター)の数は、18コ。
「粒子」「スタイルの強さ」の調整ができます!
8, ヴィンテージ
「ヴィンテージ」は、50〜70年代のカラーフィルムで撮影したような写真にできます。
フィルター(スタイル)は、全部で12コ。
「明るさ」「彩度」「スタイルの強さ」「周辺減光の強さ」の調整ができます!
9, レトロラックス
「レトロラックス」とは、レトロ風な雰囲気にするフィルターです。
フィルターの数は13コ。
「明るさ」「コントラスト」「彩度」「スタイルの強さ」「スクラッチ」「光漏れ」の調整ができます。
10, ノワール
「ノワール」は、モノクロフィルム風に加工するフィルターです。
フィルターの数は、14コ。
「明るさ」「ウォッシュ」「粒子」「フィルターの強さ」の微調整ができます!
11, モノクロ
モノクロに用意されているフィルターは、6つ。
- ニュートラル
- コントラスト
- ブライト
- ダーク
- フィルム
- ダークスカイ
また「明るさ」「コントラスト」「粒子」の調整もできます。
個人的には「フィルム」が好きです!
12, フレーム
「フレーム」は写真にフレームをつけることができます。
用意されているフレームは23コ!
また、フレームを選択した状態で左右にスワイプすると、フレームの幅を変えることができます。
13, 二重露光
「二重露光」では、2つの写真を重ねることができます。
重ね方にも種類があって、用意されているのは6コです。
- デフォルト
- 明るく
- 暗く
- 加算
- 減算
- オーバー
タイトル「天空の城ラピュタ」w
「Snapseed」の「顔」ツールで出来ること
また「Snapseed」には、顔の調整を出来るツールがあります。
「顔」ツールの中には「補正」と「ポーズ」があります。
どちらも写真内の「顔」の部分をアプリが自動で識別してくれます!
補正
「補正」ツールのメニューアイコンには、10コのプリセットが用意されています。
例えば「強調」を選択すると、顔が目立つように加工されます。
顔の部分が明るくなり、それ以外の部分が暗くなっています!
また「三」のアイコンをタップすると、「顔の強調」「肌を滑らかにする」「目をくっきりさせる」を調整できます。
例えば「肌を滑らかにする」と「目をくっきりさせる」を適応させると、右の画像のようになります。
目がパッチリ!お肌すべすべ!
ポーズ
「ポーズ」では、顔の向きを調整することができます。
やり方は簡単で、画面上でスワイプするだけです。
今回は、左にスワイプして顔の向きを少し左に向けました!(画像右)
「三」のアイコンをタップすると「瞳孔サイズ」「スマイル」「レンズ焦点距離」の項目が表示されます。
「スマイル」を適応させると、口角が上がってより笑った表情になります!
す、すごいね!Google!
まとめ・感想
多機能・高性能ですね!
特に画像の足りない部分を自動で生成してくれたり、顔を自動で識別してくれるのは驚きです!
顔の調整に関しては、Photoshopでやるよりも早いかもw
また一眼レフカメラをお持ちの方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
ほかのアプリも解説しています。
参考にしてみてください。
コメント