どうも!カメラマンの長谷川です。
簡単に僕の自己紹介すると、僕はカメラ歴12年、Photoshop歴15年。
広告写真スタジオに7年勤務後、現在はフリーランスで、料理の写真を撮っています。
さて、この記事では、9つのストックフォト(レンポジ)サービスを比較してみました。
レンポジとは、レンタルポジの略。
ポジフィルムを貸していた時の名称で、ストックフォトと同義です。
ストックフォト(レンポジ)おすすめ9社比較まとめ
下記の9社を比較しました。
- PIXTA(ピクスタ)
- Adobe Stock(アドビストック)
- Shutterstock(シャッターストック)
- iStock (アイストック)
- aflo(アフロ)
- Getty Images(ゲッティイメージズ)
- Snapmart(スナップマート)
- amanaimages(アマナイメージズ)
- OADIS(オアディス)
ストックフォト(レンポジ)サイト比較一覧
サイト | 素材数 | 1枚当たりの値段 | 写真のクオリティ | サイトの使いやすさ |
---|---|---|---|---|
PIXTA | 5,050万点以上 | 167円~ | 高い | 使いやすい |
Adobe Stock | 1億点以上 | 237円~ | 高い | 普通 |
Shutterstock | 3億2000万点 | 300円~ | やや高い | 使いやすい |
iStock | 8,000万点以上 | 508円~ | 普通 | 使いやすい |
aflo | 4,000万点以上 | 6,300円~ | 普通 | イマイチ |
Getty Images | 1億3000万点以上 | 16,700円~ | 普通 | 普通 |
Snapmart | 不明 | 135円~ | イマイチ | 使いやすい |
amanaimages | 不明 | 3,300円~ | 高い | 普通 |
Artefactory | 不明 | 15,000円~ | 高い | イマイチ |
「料金」「クオリティ」「使いやすさ」のトータルバランスが良いのは「PIXTA」。
また「Adobe Stock」もオススメです。
アドビ製品との連携がよいので作業効率を上げることができるからです。
なので当サイトでは、「PIXTA」か「Adobe Stock」のどちらかをオススメします!
1:PIXTA(ピクスタ)
- 素材数:5,050万点以上
- 1枚あたりの料金:167円~(年間プラン100点/月)
- 国内大手のストックフォトサービス
PIXTAは、日本に本社があるストックフォトサービス(レンポジ)。
5,050万点以上の
- 写真素材
- イラスト素材
- 動画素材
- 音楽素材
があります。
本社が日本なので、日本人モデルの写真や、国内の写真が多いです。
また安心補償サービスもあり、万が一「著作権侵害」「肖像権侵害」になったとしても、損害の一部または全部を補償してくれます。

日本の会社ならではの、安心サポートですね。
PIXTAの料金
PIXTAは、「単品購入」と「定額制プラン」があります。
また「定額制プラン」は、「年間プラン」と「月々更新プラン」があります。
- 年間プラン:6,380円/月~(画像10点/月)
- 月々更新プラン:9,900円/月~(画像10点/月)
「ダウンロード点数の繰り越しが可能」なのも魅力。
例えば、「画像10点/月」のプランで契約し今月5点のみの使用した場合、残りの5点は来月に繰り越され、翌月は「15点」使うことができます。
「ダウンロード頻度が低い月」「頻度が高い月」など柔軟に対応できますね。
【日本人素材が豊富】PIXTA(ピクスタ)の特徴・料金・評判を解説

2:Adobe Stock(アドビストック)
- 素材数:1億点
- 1枚あたりの料金:237円~(年間プラン40 点/月)
- 1ヶ月の無償体験版あり
- Adobe CCとの連携が良く作業効率がアップする
Adobe Stockは、Adobeが運営しているストックフォト(レンポジ)サービス。
6000万点の素材があり、
- 写真
- イラスト
- ベクター
- ビデオ
- 3D
- テンプレート
が購入できます。
一番の魅力は、Adobeソフトとの連携の良さ。
例えば、Photoshopの「ライブライ」パネルから、画像検索→購入も可能。
Adobe CC(Photoshop・Illustratorなど)を使っているなら、Adobe Stockをオススメします!
また「画像検索」機能があります。
欲しい写真を、画像検索で探しやすいです。
Adobeアプリから直接アクセス、購入、管理するとも可能。
これからAdobe CCを使う方は、「【最大44%オフ】Adobe CC コンプリートプランを安く買う方法」を参考にしてみてください。
Adobe Stockの料金プラン
料金プランは
- サブスクリプション
- クレジット
の2つがあります。
「ひとまずお試しで使ってみたい」という方は、年間プラン(月払い)をオススメします。
【2020年版】Adobe Stockの料金プランと価格の解説

3:Shutterstock(シャッターストック)
- 素材数:32000万点
- 1枚あたりの料金:300円~(定額プラン50点/月)
- 1ヵ月の無料トライアルあり
- Shutterstock Editorが魅力
2003年に、写真家兼プログラマーのJon Oringeさんが設立したサイトです。
素材は、約32000万点。
写真以外にも、1100万点以上の動画、高品質な楽曲も手に入ります。
また、Shutterstockサイト内に、「Shutterstock Editor」というオンライン加工ページがあり、購入した写真をそのまま「Shutterstock Editor」で編集できます。
Shutterstockの料金
「定額プラン」か「パック」を選ぶことができます。
画像をたくさん使う予定がある方は、定額プランを選ぶと一枚あたりを安くできます。
【高品質】Shutterstock(シャッターストック)の特徴・料金・評判を解説

4:iStock (アイストック)

- 素材数:8,000万点以上
- 1枚あたりの料金:508円~(年間プラン25点/月)
運営は、「Getty Images」。
「写真」「イラスト」「ベクター」「ビデオ」の素材があります。
写真の質が高く、サイトもサクサク動くので使いやすいですが、選べる写真サイズが1つしかないため、用途によっては割高感を感じるかもしれません。
iStock (アイストック)の料金

IStockの料金プランは「単品購入」「クレジット」「定額」の3つがあります。
定額プランは、「1年契約」か「1ヵ月契約」を選ぶことが可能。
- 1年契約:8,400円(10点/月)
- 1ヵ月契約:9,900円(10点/月)
【単品購入が可能】iStock(アイストック)の特徴・料金・評判を解説

5:aflo(アフロ)

- 素材数:4,000万点以上
- 1枚あたりの料金:6,300円~
afloは、1980年に設立された歴史の長いストックフォト(レンポジ)サイト。
会社が日本なので、日本人モデルの写真も多め。
また「出版・報道写真」や「美術・絵画素材」も取り扱っています。
写真の質は高いですが、サイトが若干重たく動作が少し遅いです。
aflo(アフロ)の料金

料金は、基本的に単品購入のみ。
一番安いものだと、Sサイズ2,700円になります。
月額、年額で契約することもできまが、問い合わせから申し込む必要があります。
6:Getty Images(ゲッティイメージズ)

- 素材数:1億3000万点
- 1枚あたりの料金:¥16,700(5点パック)
- 少し値段が高い
世界で最初に、オンラインの写真ライセンスビジネスをはじめた「Getty Images」。
日本人モデルも多く扱っていて、使いやすいと思います。
写真を検索していると「関連写真」が多く表示されるため、写真を探しやすいです。
しかし少し値段が高いです。
Getty Images(ゲッティイメージズ)の料金

Getty Imagesの料金は、「単品購入」と「ウルトラパック」があります。
ウルトラパックは以下の3つ
- 高解像度の画像・4K / HD 映像
- 中解像度の画像
- 低解像度の画像・ウェブ映像
ほかと比べると割高感があります。
7:Snapmart(スナップマート)

- 素材数:不明
- 1枚あたりの料金:135円(定額プラン30枚/月)
「スマホから写真が売れる、買える」をキャッチコピーにストックフォトを提供している「Snapmart」
写真を提供している人もほぼ日本人だと思われるので、日本人好みの写真が多い印象です。
値段の安さは魅力的ですが、「無料写真素材サイトでも手に入るかな」と思える写真がチラホラ。
Snapmart(スナップマート)の料金

Snapmartも「単品購入」か「定額制プラン」を選ぶことができます。
単品購入でも、Sサイズ330円(税込み)と良心価格。
定額制なら更にお安く1枚あたり「201円」で購入することも可能。
定額制プランは以下の3つ
- ライト:¥1,008(5枚/月)
- ベーシック:¥1,721(10枚/月)
- プロフェッショナル:¥4,063(30枚/月)
8:amana images(アマナイメージズ)

- 素材数:不明
- 1枚あたりの料金:3,300円
さまざまな写真サービスを提供してる「amana」のストックフォトサービス。
「写真」「イラスト」「動画」「出版・報道・教育」の素材があります。
歴史も長く、写真の質もかなり高いです。
難点は「サイトの動作が重いこと」「料金が高いこと」です。
amana images(アマナイメージズ)の料金

amana imagesは、単品購入のみで「Sサイズ:3,300円~」です。
扱っている写真の質は高いのですが、ちょっと割高感があります。
また「使用目的」によって料金も変わります。
9:Artefactory(アーテファクトリー)

- 素材数:不明
- 1枚あたりの料金:15,000円~
- 美術作品・アートの素材を提供している
「Artefactory」は一風変わった写真・素材を提供しています。
例えば「アンリ・ルソー」や「エドガー・ドガ」作品などがあります。
サイトの動作は重く、値段も高めです。
Artefactory(アーテファクトリー)の料金

Artefactoryの利用料金は、「利用目的」と「サイズ」によって異なります。
特殊な写真を扱っているため、ちょっとお高いです。
番外編 ストックフォト(レンポジ)サイトまとめ
番外編として、ほかのストックフォト(レンポジ)サイトもご紹介します。
123RF

- 素材数:1億点以上
- 1枚あたりの料金:66円(定額パッケージ150枚/月)
海外27カ国にも提供している「123RF」。
「写真」「イラスト」「動画」「音楽」を提供しています。
日本人モデルの写真は、少なめ。
サイト自体は軽快なので検索しやすい反面、「もう少し上手な写真を・・」という感じもします。
» 123RF
PxBee
- 素材数:6000万以上
- 料金:2.99ドル〜
- 高品質写真
2018年9月にリリースした比較的新しいストックフォト(レンポジ)「PxBee」。
PxBeeは、無料画像加工サイトFotor(フォター)が提供する画像取引サイト。
6000万点以上の素材があります。
現在ジャンルは、人物・カラー・建築・動物・旅行・自然・モノクロ・交通・静物・飲食・運動・教育・科学・ファッション・民族・ビジネスなど。
「PxBee」は、世界中の優れたフォトグラファーたちが写真を提供しているので、高品質な写真が手に入ります。
» PxBee
Photolibray(フォトライブラリー)

- 素材数 :350万点
- 料金:108円〜
ストックフォトの中では、料金がかなり安いです。
写真一枚から購入できるのもありがたいですね。(108円〜)
まとめ
以上、「ストックフォト(レンポジ)サイトの9社比較まとめ」をお伝えしましたが、いかがだったでしょう?
写真をたくさん使う方は、定額プランがあるストックフォトサービスがオススメです。使う頻度が少ない方は、単品購入ができるストックフォトサービスの方が良いですよね。
ストックフォト(レンポジ)サイトのおすすめ4選まとめ
ストックフォト | オススメ度 | 特徴 | 解説記事 |
---|---|---|---|
PIXTA | ・素材数:5,050万点以上 ・1枚あたりの料金:167円~ (年間プラン100点/月) ・国内大手のストックフォトサービス ・日本人モデルや日本の写真が多く使いやすい | » 特徴・料金・評判を解説 | |
Adobe Stock | ・素材数:1億点 ・1枚あたりの料金:237円~ (年間プラン40 点/月) ・1ヶ月の無償体験版あり ・Adobe CCとの連携が良く作業効率がアップする | » 料金プランを解説 | |
Shutter stock | ・素材数:32000万点 ・1枚あたりの料金:300円~ (定額プラン50点/月) ・1ヵ月の無料トライアルあり ・Shutterstock Editorが魅力 | » 特徴・料金・評判を解説 | |
iStock | ・素材数:8,000万点以上 ・1枚あたりの料金:508円~ (年間プラン25点/月) ・単品購入可能 | » 特徴・料金・評判を解説 |
手に入れた素材を編集する方は「プロが選ぶ!おすすめの写真編集ソフト3選」や「Adobe CC コンプリートプランを安く買う方法」参考にしてみてください。
コメント