こんにちは!カメラマンの長谷川です!
シェイプツールってどうやって使うの?
使い方を覚えてみたい
と思ってませんか?
この記事では、「Photoshopのシェイプツールの使い方」をお伝えします。
シェイプとは、日本語で「図形・形状」のことです!
Photoshopのシェイプツールとは
Photoshopのシェイプツールは、長方形や楕円形を作成することができます。
シェイプツールで描いた図形は、ベクトル画像なので、拡大・縮小などの変形を行っても画質を保つことができます。]
ベクトル画像については、「Photoshopのラスタライズってなに?」で詳しく説明しています。
またシェイプは、「塗り」と「線」の情報を持っています。
どちらも、後で自由に変更することができます。
変更できることの具体例としては、
- 塗りの種類(ベタ塗り・グラデーション・パターン)
- 色
- 線の種類と色
- 線の幅
などです。
Photoshop シェイプツールの使い方
シェイプツールには、長方形ツールや楕円形ツールなどがありますが、操作方法はどれもほぼ同じです。
なので、ここでは長方形ツールの使い方をご紹介します。
- 長方形ツールを選択
- シェイプを選択
- 「塗り」や「線」の色を指定しよう
- 線の幅を指定しよう
- ドラッグもしくは、クリックで長方形を描く
1 長方形ツールを選択
まず画面左のツールバーの中にある、長方形ツールを選択します。
もし、ツールバーに表示されていない場合は、「・・・」の中に収納されているハズです。
「・・・」をマウス長押しして、長方形ツールを選択します。
2 シェイプを選択
長方形ツールを選択すると画面上部のオプションバーは下記のような表示になります。
オプションバーの左にある「ツールモードを選択」から、「シェイプ」を選択します。
3 「塗り」や「線」の色を指定しよう
次は、「塗り」と「線」の色を指定します。
「塗り」の文字の右側をクリックします。
するとカラー一覧が表示されます。
お好みの色を選択します。
表示されたから一覧に、お好みの色がない場合は、カラーピッカーから色を指定しましょう。
やり方は、右上のカラーピッカーをクリックします。
するとカラーピッカーのポップアップが表示されます。
カラーピッカーでは、4種類のやり方で色を指定することができます.
- グラデーションから選ぶ
- 数値を入力する
- カラーコードを指定する
- スポイトで画面内の色を指定する
「塗り」の色を指定したら、同様の手順で「線」の色も指定します。
4 線の幅を指定しよう
オプションバーにある「シェイプの幅を指定」の数値を、任意の数字に設定します。
これで最低限の設定は完了です。
5 ドラッグもしくは、クリックで長方形を描く
次は実際に画面内に長方形を描きます。
やり方は、2つあります。
- ドラッグして長方形を描く
- クリック後に、横幅と縦幅を指定する。
ドラッグして長方形を描く
ドラッグして長方形を描く時、キーボードのシフトを押しながらドラッグすると正方形を描くことができます。
クリック後に、横幅と縦幅を指定する
長方形ツールを選択した状態で画面上をクリックすると、「長方形を作成」と言うポップアップが表示されます。
ここで、「幅」と「高さ」を指定することもできます。
シェイプツールの一通りの使い方は、以上です。
Photoshop シェイプツールの種類
次はシェイプツールの種類についてお伝えします。
シェイプツールは次の6つの種類があります。
- 長方形ツール
- 角丸長方形ツール
- 楕円形ツール
- 多角形ツール
- ラインツール
- カスタムシェイプツール
長方形ツール
長方形ツールは長方形を描くことができます。
シフトを押しながらドラッグすることで正方形を描くことができます。
角丸長方形ツール
角丸長方形ツールは、四角の角が丸い長方形を描くことができます。
オプションバーにある「角丸の半径」を指定することで、どれだけ丸みを帯びた長方形にするのか調整することができます。
また角丸長方形ツールもシフトを押しながらドラッグすると正方形になります。
楕円形ツール
楕円形ツールは楕円形を描くことができます。
こちらも、キーボードのシフトを押しながらドラッグすると、正円になります。
多角形ツール
多角形ツールでは、多角形を描くことができます。
オプションバーにある「角数」を指定することで、何角形にするか設定することができます。
「3〜100」まで設定が可能です。
ラインツール
ラインツールは線を描くことができます。
オプションバーの右の方にある「線の太さ」の項目で、線の太さを指定します。
また、ラインツールでは矢印を作ることもできます。
やり方は、まずオプション回の歯車のアイコンをクリックします。
表示された中の矢印の項目を設定してから、画面内をドラッグします。
カスタムシェイプツール
カスタムシェイプツールでは、様々な形が用意されています。
例えば、
- 動物
- 矢じるし
- 音符
- 星
- 吹き出し
などです。
好きな形を選択して選択すれば、簡単にその図形を描くことができます。
カスタムシェイプツールも、「Shift」を押しながらドラッグすれば、縦横比が同じ図形を描くことができます。
一緒に覚えておくと便利な機能!”整列・等間隔に分布”
複数のシェイプツールを使う場合覚えておくと便利なのが、「整列・等間隔に分布」です。
整列
整列では、複数のシェイプツールを揃えることができます。
使い方は、まず「移動ツール」を選択します。
次に、複数のシェイプを選択します。
これは、「画面上で選択」しても、「レイヤーパネル内で選択」してもどちらでも大丈夫です。
複数のシープツールを選択すると、オプションバーの整列の項目が、選択可能の状態になります。
このアイコンをクリックすると整列します。
等間隔に分布
等間隔に分布では、3つ以上のシェイプツールを、等間隔に並べることができます。
やり方は、「整列」とほぼ同様の手順です。
移動ツールを選択して、3つ以上のシェイプツールを選択します。
次にオプションバーにある「・・・」のアイコンをクリック。
表示された項目内の「等間隔に分布」を選択します。
すると選択しておいたシェイプツールが等間隔に並びます。
ちなみに「整列・等間隔に分布」の両方を行うとこうなります!
まとめ
以上「Photoshopのシェイプツールの使い方」についてお伝えしました。
Photoshopはたくさんの機能があって覚えるのも大変かもしれないですが、少しずつ触れば慣れます。
ぜひ、できるところからやってみて下さい!
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