こんにちは!カメラマンの長谷川(ksk_photo_man)です。
- Photohopの「風景ミキサー」を使ってみたい
って思っていませんか?この記事では、
- Photohop「風景ミキサー」でできること
- 「風景ミキサー」の使い方
を解説してます。初心者でもわかりやすいように画像で解説しているので、ぜひ最後まで読んでみてください。
Photoshop「風景ミキサー」ってなに?
Photoshopの「風景ミキサー」は、2021年10月26日のアップデートで追加された「Photoshop 2022」のニューラルフィルター新機能です。簡単に、写真の雰囲気を変えることができます。
例えば、
- 夏から冬へ
- 草を生やす
といったことができます。実際にやってみると、次のようになります。
けっこうガラっと変わるね!
Photoshop「風景ミキサー」の使用例
用意されているプリセット(シーン)は、全部で15コ。
いくつか使用例を8コ紹介します。
前準備
まず前準備として、Photoshopをアップデートさせる必要があります。
- 「更新」を選択
- 「アップデート」を選択
- Photoshopを再起動させる
アップデートは、メニューバーの「ヘルプ > 更新」をクリック。
Creative Cloud Desktopが表示されます。「Photoshop v 23.0」の右にある文字が「アップデート」になっていたら、「アップデート」をクリックします。
もし「Photoshop v 23.0」が表示されていなかったら、右上の「アップデートを確認する」を選択してみてください。
アップデートができたら、一度Photoshopを終了して「Photoshop 2022」起動します。
「Photoshop 2021」とは別なのでご注意を!
バージョンを確認して、最新の「バージョン 23.0」になっていたらアップデート完了です。
現在のバージョンを確認する方法
Photoshopのバージョンの確認方法は「ヘルプ > Adobe Photoshopについて」を選択すると確認できます。
準備ができたら、次に進みましょう!
Photoshop風景ミキサーの使い方
アップデートが済んだら、実際に使ってみましょう。今回は、風景写真に雪を加える方法を解説します。やり方は、次の4ステップ。
- 「フィルター > ニューラルフィルター」を選択
- 「風景ミキサー」を選択(ダウンロード)
- 「プリセット」を選択
- 「OK」をクリック
画像で解説してきます。
まず「ニューラルフィルター」を選択して立ち上げます。場所は、メニューバーの「フィルター > ニューラルフィルター」です。
これでニューラルフィルターが立ち上がります。
ニューラルフィルターが起動すると、いくつかフィルターが表示されます。今回は、「風景ミキサー(下から3つ目)」を選択します。
「風景ミキサー」を初めて使う方は、「風景ミキサー」ダウンロードする必要があります。ダウンロード方法は、次のとおり。
- 「風景ミキサー」を選択
- 右のパネル内の「ダウンロード」をクリック
数秒でダウンロードが完了します。
風景ミキサーの画面が表示されます。今回はプリセット内の左上にある雪の画像を選択します。
画面下に「デバイスで処理中」が表示されます。完了まで待ちます。
処理が完了したら、「風景ミキサー」の適応が完了です。
もし微調整したい場合は、「強さ(プリセット画像の下)」のスライダーで調整します。
調整が完了したら、出力します。画面右下の「OK」をクリック。
これで完了です。
レイヤーパネルに、「風景ミキサー」のレイヤーも追加されます。
もし1枚にまとめたい時は、レイヤーパネル右上の「三」から「結合」を選択してください。
ほかにはどんなことができるの?
次は、Photoshop「風景ミキサー」の、
- パラメータ
- カスタム
について解説していきます。
パラメータ
パラメータには次の6があります。
- 強さ
- 日の入り
- 春
- 夏
- 秋
- 冬
それぞれ解説とビフォアーアフターは次のとおり。
強さ
プリセットの適応度を調整します。
日の入り
写真に赤味を加えて、夕やけの時間帯に撮った写真に近づけます。
春・夏・秋・冬
「春・夏・秋・冬」のスライダーを移動させるだけで、それぞれの季節に近づけてくれます。
被写体を保持
「被写体を保持」を選択すると、被写体(人物)にマスクをしてくれます。つまり、被写体には風景ミキサーを適応させず、背景の風景のみ適応させることができます。
Photosnopが自動で被写体を認識してくれるんだね!
Photoshop様様です!またこのマスクは、画面上部のメニューバーで微調整もできます。
被写体を調和
被写体と「風景ミキサー」を適応後の背景を調和してくれます。上記の「被写体を保持」の場合は「風景ミキサー」を全く適応しない処理でしたが、「被写体を調和」では被写体の背景が、違和感ないように調整してくれます。
カスタム
「カスタム」では、自分が用意した写真を元に「風景ミキサー」をかけてくれます。
読む込む画像の形式は、「PNG形式」のみ。
もし手元にある画像がJPEGの場合は、PNG形式で書き出しておきましょう。
よくある質問
- エラーが出て、「風景ミキサー」が使えない
-
「風景ミキサー」を使おうとすると、「エラーが発生したため、このフィルターは一時的に無効です」と表示されることがあります。
この場合は、Photosnopの「環境設定 > パフォーマンス」で「グラフィックプロセッサーの設定」をオフにしましょう。
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