こんにちは!カメラマンの長谷川 (@ksk_photo_man)です!
僕は学生時代からPhotoshopを触っているので、Photoshop歴は15年になります。
さて
写真を加工・編集したいけどPhotoshopは有料だから・・無料ソフトでなんとかしたい
と思っている人も多いのではないでしょうか?
無料の「加工・編集ソフト」をいくつか試してみて、後日まとめてみようと思います!
今回試してみた無料の「加工・編集ソフト」は「Photoshop Express Editor(Photoshop Online)」です。
オンラインの加工・編集ソフトだけど、意外とサクサク使えました!
ちなみに、ファイル形式は「JPG」のみの対応なので注意してください!
参考:JPEG(ジェイペグ)ってなに?JPGとJPEGの違いって?
では、使い方をお伝えしていきますね!
2020年12月追記
「Photoshop Express Editor」はバージョンアップしたため、操作画面・操作方法が変わっています。
Photoshopを検討している方は、「Photoshopの買い切り版は?代替ソフトと安い値段で買う方法」を参考にしてみてください。
Photoshop Express Editorってなに?
「Photoshop Express Editor」は、Adobe社が提供している無料で使える写真・画像加工サイトです。
オンライン上で加工・編集できるので、WindowsでもMacでも使うことができます。
サイトはこちら→http://www.photoshop.com/tools
アップロードから保存までの流れ
では、始めに「アップロード→加工→保存まで」の全体の流れをお伝えしますね。
まず、サイト内の「Editor を起動」をクリックします。
次に「写真をアップロード」をクリックします。
すると、「Photoshop Express Editor」についてのポップアップが出てくるので「Upload」をクリックします。
ちなみに、ポップアップの文章を日本語に直すとこんなことが書かれています。(直訳)
Photoshop Express Editorは現在、JPEGファイルの編集のみをサポートしています。
結果として、16メガピクセルよりも大きくなく、JPEG、JPG、またはJPE形式の写真を選択します。
16M以下のJPEG、JPG、またはJPEファイルを加工・編集できますよ〜ってことですね
加工したいファイルを選択して、Photoshop Express Editor内で加工します。
加工ができたら、画面右下の「Done」をクリック。
次に画面内の「Save」をクリックします。
次に「ファイル名」を入力して、「Sava」をクリック。
任意の場所に保存すれば、写真の加工・編集が完了です!
Photoshop Express Editorの使い方
「Photoshop Express Editor」で出来ることは、大きく分けて2つあります。
- 写真の編集(Edit)
- 写真の装飾(Decorate)
です。
「写真の編集」では、「切り抜き」や「明るさ」「色味」などの基本的調整ができます。
「装飾」は、「文字入れ」や「吹き出し」「スタンプ」を加えることができます。
たくさんの機能があるので、”覚える”というより、使いながら”慣れる”とよろしいかと!
共通の機能
Photoshop Express Editorはどのツールを使っていても、画面下部のメニューは共通です。
先にこちらを簡単にご説明!
- Zoom:ズーム
- Undo:元に戻す
- Redo:やり直す
- Reset:リセット
- View Original:オリジナルを見る
- Cancel:キャンセル
- Done:完了
Photoshop Express Editorの「Edit(編集)」で出来ること
「Edit(編集)」の下に、加工・編集できる一覧が並んでいます。
加工・編集できるのは、以下の22コです。
- Crop & Rotate:切り抜き&回転
- Resize:サイズ変更
- Auto Correct:自動補正
- Exposure:露出補正
- Red-Eye:赤目補正
- Touchup:微調整
- Saturation:彩度
- White Balace:ホワイトバランス
- Highlight:ハイライト
- Fill Light:補助光効果
- Dodge:覆い焼き
- Burn:焼き込み
- Sharpen:シャープ
- Soft Focus:ソフトフォーカス
- Crystallize:結晶化
- Pixelate:ピクセル化
- Pop Color:ポップカラー
- Hue:色調
- Black & White:モノクロ
- Tint:色合い
- Sketch:スケッチ
- Distort:ゆがみ
では、ひとつひとつお伝えしていきますね!
Crop & Rotate:切り抜き&回転
「Crop & Rotate」ツールでは、
- CROP DIMENSIONS:切り抜き(比率)
- ROTATE & FLIP:回転と反転
- STRAIGHTEN:角度調整
ができます。
「CROP DIMENSIONS」では、切り抜きの比率を変更することができます。
初期設定は「Freform(自由)」になっています。
右にある「▽」をクリックすると、そのほかの「比率」を選ぶことができます。
Resize:サイズ変更
「Resize」では、画像のサイズを変更することができます。
用意されている項目をクリックすると、リサイズができます。
- Profile(100×150)
- Moblle(213×320)
- E-mail(426×640)
- Website(533×800)
また「Custom」をクリックして、自分で数値を入れることも可能です。
Auto Correct:自動補正
「 Auto Correct」では、「明るさ」「コントラスト」「色味」を自動で調整してくれます。
補正は、5種類あります。
Exposure:露出補正
「Exposure」は、明るさ調整です。
「暗い」調整が3段階、「明るい」調整が3段階の、計6段階の調整ができます。
またスライダーで調整することもできます。
Red-Eye:赤目補正
「Red-Eye」は赤目補正です。
赤くなっている「目」に、カーソルを持っていき、クリックすると赤目を黒く補正してくれるようです。
Touchup:微調整
「Touchup」では、不要な部分を削除することができます。
使い方は、
まず、クリック&ドラックで、削除したいを部分と範囲を決めます。
すると、緑の円と、その隣に赤い円も表示されます。
この赤い円を移動させて、修正のサンプル元を設定すれば、修正できます。
ちょっと使い方が独特で、慣れが必要です
Saturation:彩度
「Saturation」は、彩度の調整ができます。
「彩度を落とす」調整が3段階、「彩度を上げる」調整が3段階で、計6段階の調整ができます。
White Balace:ホワイトバランス
「White Balace」では、ホワイトバランス(色温度)の調整ができます。
「曇り」「電球」「蛍光灯」「ストロボ」などのプリセットが、7つ用意されています。
右上の「歯車」のアイコンをクリックすると、「色温度」と「色味」をスライダーで調整することができます。
参考:ホワイトバランス・色温度(ケルビン)が分かるともっと写真が楽しくなるよ!
Highlight:ハイライト
「Highlight」では、写真の明るい部分の調整ができます。
「暗い」調整が3段階、「明るい」調整が3段階で、計6段階の調整ができます。
Fill Light:補助光効果
「Fill Light」は、補助光を使ったような加工ができます。
写真の暗部が、「明るく、彩度も上がる」加工になります。
こちらも6段階の加工があります。
Dodge:覆い焼き
「Dodge」は覆い焼きです。
なぞった部分が明るくなります。
Burn:焼き込み
「Burn」は焼き込みです。
なぞった部分が暗くなります。
Sharpen:シャープ
「Sharpen」は、画像をシャープにします。
6段階の調整ができます。
また、スライダーを移動させて、微調整することもできます。
Soft Focus:ソフトフォーカス
「Soft Focus」は、写真をソフトにします。
こちらも6段階の調整ができ、スライダーで微調整することもできます。
Crystallize:結晶化
「Crystallize」は、クリスタル加工(?)ができます。
5段階から選べます。
右に行くほど、加工の適用量が強くなります。
Pixelate:ピクセル化
「Pixelate」は、「ピクセル」を大きくしてモザイクのような加工ができます。
こちらも右に行くほど、加工の適用量が強くなります。
Pop Color:ポップカラー
「Pop Color」は、写真を単色にできます。
Hue:色調
「Hue」は、写真の色味を変えることができます。
6段階の調整が用意されていますが、色味が大きく変わるため、スライダーで調整した方がいいかもです!
Black & White:モノクロ
「Black & White」は、写真をモノクロに変換できます。
用意されているのは、6つです。
Tint:色合い
「Tint」は、写真を単色にできます。
Sketch:スケッチ
「Sketch」は手書きで書いたような加工ができます。
6つのパターンが用意されています。
スライダーで調整することも可能です。
Distort:ゆがみ
5つの歪み加工が用意されているのですが、僕の環境では、変化が見られなかったです
Photoshop Express Editorの「Decorate(装飾)」で出来ること
次に「Decorate(装飾)」で出来ることをお伝えしますね。
「Decorate(装飾)」で出来ることは以下の10コです。
- Text:文字入れ
- Bubbles:吹き出し
- Stickies:付箋
- Party:パーティー
- Animals:動物
- Costumes:コスチューム
- Sports:スポーツ
- Miscellaneous:いろいろ
- Expressions:フレーズ
- Frames:フレーム
Text:文字入れ
「Text」では、写真に文字を入れることができます。
「フォント」「太字」「イタリック」「色」「透明度」「位置合わせ」の変更ができます。
入力した文字上でドラックすると、文字の移動もできます。
Bubbles:吹き出し
「Bubbles」では、写真に吹き出しを入れることができます。
4種類の吹き出しがあります。
Stickies:付箋
「Stickies」では、付箋を加えることができます。
4種類の付箋があります。
付箋の中に、文字を入力することができます。
Party:パーティー
パーティ風のスタンプです。
13コのスタンプがあります。
Animals:動物
動物のスタンプです。
15コのスタンプがあります。
カワイイですw
Costumes:コスチューム
コスチュームのスタンプです。
22コあります。
人が写っている写真で使うと、楽しいかも!
Sports:スポーツ
スポーツのスタンプです。
4つあります。
Miscellaneous:いろいろ
いろんなスタンプですw
15コあります。
Expressions:フレーズ
フレーズのスタンプです。
4つあります。
Frames:フレーム
フレームを加えることができます。
22コのフレームがあります。
まとめ
以上、「Photoshop Express Editor(Photoshop Online)の使い方」をお伝えしました。
英語表記のサイトですが、「切り抜き」や「明るさ」など基本的な調整ができるので、十分使いやすい加工・編集ソフトです!
ぜひ参考にしてみてください!
また、写真の調整だけではなく、デザインも簡単にできるソフトもあります。
「Fotorオンライン版」がそのひとつです!
僕も良く使わせて頂いております!
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