こんにちは!カメラマンの長谷川 ksk_photo_manです!
いつも当ブログを読んで下さってありがとうございます!
前回の記事では、写真の「シャッタースピード優先モード」についてお伝えさせて頂きました!
さて、
- 測光モードってなに?
- 測光モードどれにしといたらいいかわからない
っと悩んでいませんか?
今回は測光モードの「評価測光・中央重点測光・スポット測光」についてお伝えしますね!
測光モードってなに?
まずはじめに「測光」とは、読んで字のごとく光の量を測ることです。
今見えている光が、どれくらいなのか測ることを言います。
また、今見えている光の、「どの部分をどんな方法で測光するか」で、捉え方が変わります。
そこで「測光モード」を指定して、「どの部分をどんな方法で測光するか」を決める必要があります。
- 画面全体を平均的に測光する「マルチ測光」
- 画面中心を重点的に測光する「中央重点測光」
- かなり限られた部分を測光する「スポット測光」
があります。
測光モードを切り替えることで、撮影シーンが変わっても、あなたの意図通りの適正露出を得ることができます。
ちょっとまとめますね!
測光モードの種類
- マルチ測光(分割測光、評価測光、多分割測光)
- 中央重点測光・中央部重点(平均)測光
- スポット測光
ではひとつひとつお伝えしていきますね!
評価測光(マルチ測光、評価測光、多分割測光)とは
「評価測光」は、画面の全面を分割して、それぞれの明るさを測光します。
画面を上下左右いくつかのブロックに分けてそれぞれで明るさの程度を測ります。
一般的に最も利用されることが多い測光方式です。
評価測光(分割測光、マルチ測光、多分割測光)のポイント
- 失敗が少なくバランスのいい露出で撮ることができます。
- 普段の撮影ではこのモードにしておけば大丈夫です。
- 逆光などコントラストが高い状況は苦手
↓ 評価測光のマーク ↓
中央重点測光・中央部重点(平均)測光とは
「中央重点測光」では、画面の中央部分を重点的に測光します。
画面中央に重点的な比重を置き、周辺にいくほど露出計の敏感度が下がります。
画面の真ん中に撮りたいものを置いた構図向きです。
シンプルなだけに、ベテランに好まれる傾向があります。
中央重点測光・中央部重点(平均)測光のポイント
- 明確に主役が決まっている撮影には向いています。
- 逆光など被写体周辺に強い光がある撮影に有効です。
- 被写体が小さい場合、適正な露出を出してくれない場合があります。
↓ 中央重点測光のマーク ↓
スポット測光とは
写真を撮っていると、一番見せたい被写体が暗くなってしまうというケースがあります。
そんなときに有効なのが、「スポット測光」です。
スポットという言葉のとおり、かなりピンポイントに光を測るモードです。
画面全体に対して、1〜2%ほどのかなり狭い範囲を測光します。
マルチ測光や中央重点測光との大きな違いは、測光するポイント以外のところを無視して測光することです。
なので、明確に被写体が決まっている場合に有効な測光モードです。
マルチ測光や中央重点測光は、明暗差の大きいシーンを苦手とします。
しかしスポット測光はピンポイントで測光するので、画面全体の明暗差が大きくても関係ありません。
なので、明暗差が大きい状況で使うと有効です!
スポット測光ポイント
- 逆光や明暗差の激しいシーンで撮影したいときに有効です。
- 普段使いにはあまり向いてないです。
↓ スポット測光のマーク ↓
測光モードの変え方(キャノン6D)
測光モードの変え方は、2ステップです!
- 測光モードボタンを押す
- ダイヤルを回す
まとめとオススメ
以上、「評価測光・中央重点測光・スポット測光」についてお伝えしました!
評価測光は、多くのシーンで対応できますね!
初心者の方は、とりあえず評価測光にしておくのも良いと思います!
個人的には、中央重点測光・中央部重点(平均)測光が使いやすいです!
最後まで読んでくださってありがとうございます^^
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