こんにちは!カメラマンの長谷川 ksk_photo_manです!
簡単に自己紹介すると、僕はカメラ歴12年、Photoshop歴15年。
広告写真スタジオに7年勤務後、現在はフリーランスで、料理の写真を撮っています。
さて、前回の記事では、写真を撮った時に起きる現状「ゴースト・フレア」についてお伝えさせて頂きました!
さて、デジタルカメラのデータ形式、多くの方が「JPEG」で撮っているかと思います!
JPEGで写真を撮っていると、出てくるのが「圧縮率」です。
JPEGの圧縮率ってなに?
どれくらいが適切なの??
っていう疑問に、この記事で解説していきますね。
では、ゆきます!
JPEGとは
初心者の方もいらっしゃると思うので、基礎の部分から解説していきますね。
JPEG(「ジェイペグって読みます)とは、フルカラー1,667万色を表現でき、グラデーション表現が豊かなので写真保存に適しているファイル形式です。
写真を保存したときの拡張子は「◯◯.jpg」「◯◯.jpeg」っとなります。
「.jpg」と「.jpeg」は、ほぼ同じことなので、違いは気にしないで大丈夫です!
JPEGの圧縮率とは
写真のデジタルデータは、大きくして見るといくつもの点で表現されています。
この点が多ければ多いほど、グラデーションの階調豊かな写真になります。
- 点が多い画像は、高画質の画像。(低圧縮率)
- 点をまとめて少なくした画像は、低画質の画像になります。(高圧縮率)
圧縮率が高い画像は、ファイルサイズが小さくなるというメリットがあります。
ただし、JPEGは「不可逆圧縮」という圧縮方法なので、一度圧縮率を高くして保存したら、あとから高画質にすることはできません。
JPEGの圧縮率とファイルサイズ違い
JPEGで写真を撮るとき、圧縮率を選ぶことができますね。
表示方法は、
- FINE
- NORMAL
- BASIC
だったり、
っとアイコンで表示されている機種もあります。
曲線の方は「滑らかな階調表現する低圧縮率の画像」、階段みたいになってる方は、「高圧縮率の画像」っていう意味です。
参考までに、圧縮率の比較をしてみました!
どの程度、画質、見え方、ファイルサイズが変わるのか見てみてください。
イメージサイズ:2736 × 1824 ピクセル
ファイルサイズ:2.1 MB
イメージサイズ:2736 × 1824 ピクセル
ファイルサイズ:1 MB
このサイズだと見え具合同じw
かなり拡大して確認してみたんですが、WEBで使う分にはどちらも変わらずで、高圧縮で大丈夫です!
画像や写真から品質(圧縮率)を確認する方法?
撮った写真の圧縮率を確認したい場合は、Exifデータに記録されているので見てみてください。
画質の圧縮率とファイルサイズの違い(Photoshop編)
画像編集ソフトPhotoshopで写真を保存するときも、圧縮率を選ぶことができますね!
それぞれの見え方、ファイルサイズを乗せておきます。
画質12:最高(低圧縮率)
画質8:高
画質4:低(高圧縮率)
画質0:低(高圧縮率)
これもこのサイズだと見え具合同じ!
ちなみに400%で見るとこんなカンジです!
画質12:最高(低圧縮率)
画質8:高
画質4:低(高圧縮率)
画質0:低(高圧縮率)
「画質0:低(高圧縮率)」をアップで見るとさすがにカタカタしてますね!
プログレッシブ/ベースラインとは
Photoshopで保存するとき、「プログレッシブ」か「ベースライン」を選択することができます。
この2つの違いは、画像の読み込まれ方の違いです。
「ベースライン」とは、画像の上から読み込んで表示する方式。
「プログレッシブ」とは、画像全体を低画質で表示し、何回かにわけて高画質に表示していく方式。
とくにこだわりがない場合、プログレッシブでだいじょうぶかと思います!
最後に
いかがだったでしょう?
圧縮率がどういうものか、またどの圧縮率を使えばいいか参考になりましたでしょうか?
WEBで使う用の写真の場合、高画質で撮影しておいて、Photoshopの別名保存で高圧縮率の画像を作っておくのが安全かな〜っと思います!
(WEBの場合、出来るだけ軽いほうがいいですからね!)
ココまで読んでくださってありがとうございます!
次は、レンズの大三元について理解しましょう^^
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