こんにちは!カメラマンの長谷川 ksk_photo_manです!
いつも当ブログを読んで下さってありがとうございます!
前回の記事では、カメラの機能のひとつ「オートブラケット」についてお伝えさせて頂きました!
さて、この記事では「イメージサークル」についてお伝えしますね!
唐突ですが、
レンズの焦点距離、APS-Cサイズのカメラを使ってるから、35mm換算で1.5倍で・・
ってよく聞きますね。そこで、
どうして撮像素子(センサー)が小さいと焦点距離が伸びるんだろう?
って疑問に思ったことありませんか?
イメージサークルがわかると、この理由がわかります!
また「APS-C専用レンズ」ってどうして”専用”なのかもわかります!
では早速いきますね!
イメージサークルとは
イメージサークルとは、レンズが鮮明な像を結ぶ円の直径のことをいいます!
私たちが見ている写真は、「四角い形」をしています。
しかし、実際にレンズが写している範囲は、「丸い形」をしています。
この「丸い形」のことをイメージサークルと言います。
写真に保存される範囲
この「丸い形」をしているイメージサークルの範囲内に、撮像素子(センサー)があります。
イメージサークルに映し出された画像が、撮像素子(センサー)で保存されている仕組みになっています。
撮像素子は、様々な大きさのがあります。
一般的に、デジタル一眼に使われているのは、「フルサイズ」と「APS-C」です。
フルサイズの撮像素子(センサー)
フルサイズの撮像素子(センサー)の大きさは、36×24mmです。
イメージサークルに映し出されている画像を、このサイズで切り取り、保存しています。
APS-Cの撮像素子(センサー)
フルサイズより一回り小さいのがAPS-Cサイズです。
APS-Cサイズの撮像素子(センサー)の大きさは、約23×15mmです。
焦点距離が1.5倍になる理由
同じレンズを使って、フルサイズとAPS-Cで撮り比べてみると、APS-Cの写真の方がアップに写ります。
これは言い方を変えると、APS-Cの方が写ってる範囲(画角)が狭くなっているというです。
「焦点距離は、35mm換算で考えると、1.5倍だから◯◯mmになる」っというのは、本来は、
焦点距離1,5倍の画角になる!
っと言ったほうが正しいです!
フルサイズ対応レンズとAPS-C専用レンズ
大きなイメージサークルを作るためには、大きなレンズが必要になります。
その分、重力も重く、高価になります。
これがフルサイズ対応レンズです。
フルサイズ対応レンズは、イメージサークルが大きいので、APS-Cセンサーのカメラにも使うことができます!
APS-C専用レンズとは
APS-Cサイズの撮像素子には、フルサイズほど大きいイメージサークルは必要ありませんね。
APC-Cサイズが撮像素子より、少し大きければ大丈夫なハズです!
このようにAPS-Cサイズの撮像素子に合わせたイメージサークルを作るレンズのことを「APS-専用レンズ」と言います。
イメージサークルが小さいので、レンズも小さく、軽く、安価で作ることができます。
イメージサークルが小さいので、APS-C専用レンズをフルサイズのカメラで使うことはできません。
最後に
「イメージサークル」という言葉自体、あまり馴染みがないと想いますが、いかがだったでしょう?
(イメージサークルがわからなくても写真は撮れるので、問題ないですw)
撮像素子の大きさは、写真の「ボケ味」にも関係してくるのですが、それはまたの機会にw
ここまで読んでくださってありがとうございます!
次は、ファインダーの違いも知っおきましょう^^
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