こんにちは、カメラマンのけいすけです。
この記事では 「Lightroomの使い方」をお伝えします。初心者さん向けに、Lightroomの基本的な使い方をお伝えするので、
- ライトルームを使い始めた初心者さん
- ライトルームを使ってみようか悩んでいる人
の参考になれば嬉しいです。
簡単に自己紹介すると、カメラ歴は12年で現在はプロカメラマンとして活動しています!
使ったことがある画像編集ソフトは、「Luminar 3」「Luminar 4」「Luminar AI」や「Photoshop」「SILKYPIX Developer Studio Pro10」「PhotoDirector」「Zoner Photo Studio X」「Aurora HDR 2019」など10コ以上。
では、Lightroomの画面の見方からお伝えしていきます。
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Lightroomの画面の見方
左:写真の読み込み・写真の管理ツール
画面左には、写真を読み込んだり、読み込んだ写真を管理するツールが並んでいます。例えば、左上の「+」アイコンをクリックすると写真の読み込みができます。
その2つ下の「マイフォト」では、写真の管理を行うことができます。
右:写真編集ツール
画面の右には、写真を編集するツールが収納されています。一番上の「編集」には、「ライト」や「カラー」などのツールがあります。
「編集」パネルで、写真の明るさや色味などの調整をします。
上から2つ目にあるのが、「切り抜きと回転」です。写真のトリミングや、角度補正、反転、回転ができます。
3つにあるの が「修復ブラシ」です。写真に写り込んでしまった不要なものを消すことができます。
4つ目にあるのが「ブラシツール」です。 ブラシをかけた部分のみ調整を行うことができます。
特定の一部分だけ調整したいときに便利です。
その下にあるのが、「線形グラデーション」と「円形グラデーション」です。段階的に調整を行うことが出来ます。
例えば、線形グラデーションを使うと、画面の左上からグラデーションで写真を明るくすることができます。グラデーションの下には、補助ツールが収納されています。
例えば「編集設定コピー」や「編集をリセット」といった項目があります。この「編集をリセット」を覚えておくといつでも初期の状態に戻せるので、覚えておくと便利です。
写真の読み込み方法
次は実際に「写真の読み込み」をやってみます。写真を読み込みたいときは、まず画面上の「+」のアイコンを選択します。
パソコン内のデータを読み込みたいときは、一番上の「参照」を選択します。
その他、USBでカメラを繋いでいる場合や、SDカードを刺したカードリーダーから読み込み場合は、下にある接続済みデバイスから選択します。
今回は、パソコン内の写真を読み込むので「参照を選択」を選択します。
するとエクスプローラーが立ち上がりますここでは「フォルダ単位で読み込む」か「一枚の写真のみ読み込むか」選ぶことができます。
複数の写真を一度に読み込みたい場合は、「フィルダーを選択」を選びます。フォルダー内の写真が一覧で表示されます。
この画面で、Lightroom に取り込みたい写真を選択します。
すべて読み込みたい時は、画面上にある「①すべてを選択」を選びます。すでに写真が Lightroom に読み込まれている写真は、 「②暗くなっていて選択できない状態」になっています。
写真の左上に「③青色のチェック」が付いている写真が、 Lightroomに読み込む写真です。読み込まない写真がある場合は、 写真の左上のチェックを外しておきます。
ちなみに、アルバムを使って管理したい場合は、画面上部の「④アルバムに追加」から、 新規でアルバムを作ることもできますし、既に作ってあるアルバムに追加することもできます。
今回は「なし」のまま、「⑤写真を追加」します。
写真の表示方法:写真グリッド・正方形グリッド・ディテール
写真の表示方法は、 「写真グリッド」「正方形グリッド」「ディテール」 から選ぶことができます 。
また、ショートカットキーも覚えておくと作業効率が上がります。
グリッドにしたいときは、キーボードの「G
」を押すとグリッド表示に切り替わります。
再度、「G
」を押すと、「写真グリッド」と「正方形グリッド」を切り替えることができます。
キーボードの「D
」を押すとディテールの画面になります。
グリッド表示で写真を閲覧・セレクトして、ディテール画面で写真をレタッチしていう流れです。またディテールの右にあるボタンでは、写真の並べ順を変更することができます。
「撮影日」「読み込み日」 「修正日」「ファイル名」「評価」また「順序を反転」 することもできます。
また、写真グリッドの大きさは、画面右下にある 「グリッドサイズ」で変更することもできます。
編集パネルでできること
まず編集パネルの使い方ですが、グリッド画面でレタッチしたい写真を選んで、「編集」をクリックします。
すると編集パネルが表示されます。「編集」パネルの中には、6つの項目が用意されています。
- ライト
- カラー
- 効果
- ディテール
- レンズ
- ジオメトリ
です。ライトには、「露光量」や「コントラスト」など写真の明るさに関するツールが収納されています。
また、ポイントカーブもあるので、細かい微調整も可能です。
カラーには、「色温度」や「彩度」など、写真の色味に関するツールが収納されています。 またカラーミキサーでは、写真内の特定の色のみ調整を行うことができます。
効果には「テクスチャ」や「かすみの除去」など、写真の質感に関するツールが収納されています。そのほか、明暗別色補正では、写真のハイライトとシャドウの色かぶりを補正することができます。
ディテールでは、写真の細部に関するツールがあります。例えば、「シャープ」や「ノイズ低減」などです。
レンズには、色収差やゆがみ補正、周辺光量調整などのツールが収納されています。
ジオメトリには、歪み、垂直方向、水平方向、といった写真の遠近感に関するツールが収納されています。
「ライト」「カラー」「効果」の使い方
次は、編集パネル内の
- ライト
- カラー
- 効果
の使い方をお伝えしていきます。基本的な使い方や応用の使い方を紹介します!
使い方がわかると、レタッチが楽しくなりますよ!
1:「ライト」の使い方
まずライトの中にある「①露光量」ですが、これは写真の明るさを調整します。スライダーを右に持っていくと写真が明るくなり、左に移動させると写真が暗くなります。
「②コントラスト」では、写真のコントラストの調整ができます。右に移動させると、コントラストが強くなり、左に移動させるとコントラストを弱めることができます。
写真にメリハリをつけたり硬い印象にしたいときはコントラストを強くし、柔らかい印象に仕上げたいときはコントラストを弱くすると良いと思います。
「③ハイライト」は写真の明るい部分の明るさを調整できます。
「④シャドウ」は、写真の暗い部分の明るさ調整します。
「⑤白レベル」では、写真の最もあかるい部分の明るさを調整します。
「⑥黒レベル」はその逆で、写真の最も暗い部分の明るさを調整します。
これらの使い分けですが、ハイライトとシャドウで写真の全体の明るさを調整して、白とびした部分を「白レベル」で調整、黒つぶれした部分を黒レベルで調整っと使い分けると良いと思います。
次にポイントカーブですが、これはトーンカーブと同じで自由に写真の明るさを調整することができます。写真の明るさやコントラストの調整を行うことも出来ますし、 RGBごとに調整することも可能です。
ターゲット調整の使い方
また「ターゲット調整」というツールもあります。「ターゲット調整」では、 より正確に写真の明るさを調整することができます。
使い方は2つあります1つ目の使い方は、写真内で直接ドラックして明るさを調整するやり方です。
ターゲット調整を選択した状態でマウスを画面内に移動させます。画面内でマウスをクリックして、そのままマウスを右にドラックすると選択した場所を中心に写真が明るくなります。
逆に左にドラックすると写真が暗くなります。
もうひとつの使い方は、コントロールポイントを作成して、ポイントカーブで調整するやり方です。まずは、先ほどと同様にターゲット調整を選択した状態で、画面内にマウスを移動させます。
この時、マウスを置いてある場所とコントロールポイントが連動しています。
これはマウスを置いてある場所の明るさが、ポイントカーブだとどの位置に当たるのか教えてくれています。
調整したい場所でマウスをクリックすると、ポイントカーブにコントロールポイントを作成されます。
あとはこのコントロールポイントを参考にポイントカーブで調整します。
個人的には、ターゲット調整を使うのであれば2つ目の方が微調整がしやすいのでオススメです。
2:「カラー」の使い方
次は「カラー」について解説します。「カラー」は、 写真の色味を調整することができます。
初心者におすすめなのは、プリセットです。場所は、ホワイトバランスの右にあります。
初期状態では「撮影時の設定」となっていると思いますが、このなかに「自動」や 「昼光(ちゅうこう)」や「曇天」などのプリセットが用意されています。
プリセットを選択するだけで写真の色味が変更できるので、初心者の方はこのプリセットを使うと良いと思います。
プリセットが表示されるのはRAWデータのみです。
JPEGデータだと表示されないので、注意してください。
その右にあるスポイトのアイコンは、ホワイトバランス選択です。
ホワイトバランス選択を選んだ状態で、画面内の任意の場所をクリックすると、色温度と色ぶりを自動で補正してくれます。
次に「①色温度」ですが、スライダーを右に移動させると暖色になり、左に移動させると寒色になります。「②色かぶり補正」では、右に移動させるとパープルになり、左に移動させるとグリーンになります。
蛍光灯など人工的な光源の下で撮影すると、色かぶりが発生してしまうことがあります。
そんな時は、この色かぶり補正で調整します。
「③自然な彩度」では適度な色合いを維持しながら、彩度の調整ができます 。その下にある「④彩度」では、すべての彩度を均一に調整ができます。
「⑤カラーミキサー」では、 特定の色に対して、色相・彩度・輝度の調整ができます。例えばブルーを選択した状態で彩度のスライダーを 移動させると、画面内のブルーの部分のみ彩度の調整ができます。
3:「効果」の使い方
効果の「①テクスチャ」では、写真の質感を調整できます。スライダーを右に移動させると質感が強調され、左に移動させるとソフトな印象になります。
女性や子供の写真をレタッチするとき、このテクスチャの値を下げて肌をソフトに見せてあげると良いと思います。
「②明瞭度」は、オブジェクト周辺のエッジを調整して、被写体をよりクッキリに見せることができます。「③かすみの除去」は、スライダーを右に移動させるとかすみの量が減り、メリハリがありクリアな写真に仕上げることができます。
風景写真に向いています。「④周辺光量補正」では、写真周辺の明るさを調整できます。
スライダーを右に移動させると周辺が明るくなり左に移動させると周辺を暗くすることができます。
レンズの絞りを開放気味で撮影すると、周辺光量落ちが発生してしまうことがあるので、そんなときはこの「周辺光量補正」で調整すると良いと思います。
また、「中央の被写体を目立たせるためにワザと周辺光量を落とす」という使い方も面白いと思います。「⑤粒子」では、写真に粒子を加えることができます。
写真をフィルム風に仕上げたいときに使うと良いです。「⑥明暗別色補正」では明るい部分と暗い部分それぞれの補正を行うことができます。
詳しい使い方は「【簡単】Lightroomでフィルム風にレタッチする方法」で解説しています。
補助的な機能の紹介
次はライトルームでよく使う補助的なツールを3つお伝えします。
- 初期化
- やり直し
- 元画像の表示
です。
1:”初期化”のやり方
まず初期化ですが、Lightroomでおこなった調整を初期化に戻すことができます。例えば、露光量を調整して、露光量という文字にマウスを持っていくと、初期化という文字が表示されます。
このまま初期化の文字をクリックすると調整した項目がゼロに戻ります。また、キーボードの、「Alt
」でも初期化できます。
こちらの場合、複数のツールを一度に初期化することができます。
例えばこの状態で「Alt
」を押すと、ライトのパネル内のツール全部を初期化することができます。(ポイントカーブ以外)
2:”やり直し”のやり方
次は、「やり直し」です。ひとつ前の状態に戻すことができます。
3:元画像の表示方法
元画像の表示ですが、これはレタッチの前後を確認したいときに便利です。 場所は、画面下のこのアイコンです。
一度クリックすると、レタッチ前が表示され、もう一度クリックするとレタッチ後の写真が表示されます。
「切り抜き」「修復ブラシ」「ブラシ」の使い方
次は、
- 切り抜きツール
- 修復ブラシツール
- ブラシツール
の使い方をお伝えしていきます。
これがわかると、Lightroomで、より細かいレタッチができるようになります!
1:切り抜きツールの使い方
切り抜きツールは、画面右の上から2つ目のアイコンです。
切り抜きツールでは、
- 切り抜き
- 角度補正
- 反転
- 回転
ができます。
切り抜き方法
切り抜きのやり方は簡単で、写真の隅をマウスでドラッグすれば、切り抜きができます。またボックスの中にマウスがある状態で、ドラッグすれば切り抜きの範囲を移動することもできます。
キーボードの「Alt」を押しながらドラッグすると、画面中央部に向かって切り抜きが行われます。
切り抜く範囲が広いときは、こちらの方が早くて便利です。
また初期状態では、切り抜きの縦横比は元画像の縦横比を維持したまま切り抜きされます。
もしこの縦横比を変更したい場合は、縦横比と書いてある右の元画像の文字をクリックして、 他の設定に変えます。
Instagramで写真を使いたいときは、1×1の正方形を選ぶと良いと思います。
縦横比を決めずに切り抜きをしたい場合は右にある鍵のアイコンをクリックすると、 縦横比を固定せず切り抜きができます。
その左にあるアイコンは、 縦横比の回転です。
例えば、縦横比を2×3の横長に設定した状態でこの縦横比の回転のアイコンをクリックすると、3×2縦長の縦横比に変更されます。
初期化の方法
右上にある矢印のアイコンは、「初期化」です。
切り抜き前の状態に戻すことができます。
角度調整の方法
次に写真の角度調整の方法ですが、 やり方は2つあります。
1つ目の方法はツールパネルにある角度補正を使う方法です。
スライダーを左右に移動させて回転させることも出来ますし、数字を直接打ち込んで回転させることもできます。
もう1つのやり方は、写真内でハンドルをドラッグして回転させる方法です。
マウスをハンドルの外側に移動させると、 マウスが回転のアイコンに切り替わます。
この状態でドラッグして写真を回転させることもできます。
早く直感的に回転させることができるので、個人的にこちらのやり方がオススメです。!
反転と回転
その下にあるのが反転と回転です。
アイコンをクリックすれば反転や回転ができます。
2:修復ブラシツールの使い方
次は「修復ブラシツール」の使い方をお伝えします。
修復ブラシツールでは、画面内に写ってしまった不要なものを消すことができます。
画面右の上から3つめのアイコンが修復ブラシです。
使い方は簡単で、画面内の不要なものを選択するだけです。補足でもう少し詳しく解説すると、消したい部分を選択すると白い丸が2つ表示されます。
1つが消したい部分、もう1つが消すためのソース元です。
Lightroomでは、このソース元を自動で検知してくれるようです。このソース元を変更したい場合はマウスでドラッグすれば、ソース元を変更することができます。
より細く修正したい場合は、画面を拡大して行うと良いと思います。
キーボードの「Space
キー」を押すと、マウスがプラスの虫メガネのマークになります。
この状態で、クリックするとズームできます。
画面を移動したいときは、「Space
キー」を押しながらドラッグすれば移動できます。
元の画面表示に戻したいときは、もう一度「Space
キー」を押しながら、クリックすると元に戻ります。
また修復ブラシのツール内には、修復ブラシだけでなく、コピースタンプのブラシもあります。
基本的な使い方はどちらも同じです。
違いは、修復ブラシは周りになじむように調整してくれるのに対して、コピースタンプは、なじませずそのままソース元をコピーします。
そのほか修復ブラシでは、ブラシのサイズやぼかし具合、不透明度といった調整ができます。
3:ブラシツールの使い方
次はブラシツールについてお伝えします。ブラシツールでは、写真の一部分を明るくしたり色を変えたりなど、部分的な調整ができます。
例えばこの山の部分だけ明るくしたい場合は、ブラシツールの露光量の部分をあげておき、マウスで山の部分をなぞると明るくすることができます。
ブラシでなぞった部分がはみ出してしまった場合は、 ツールパネル内の消しゴムに切り替えて、はみ出た部分をなぞれば元に戻すことができます。
消しゴムへの切り替えは、ショートカットの「Alt」を使うと便利です。「Alt」を押してる間、消しゴムツールを使用することができます。
ちなみに、このブラシツールでは4つの表示方法があります。
- オーバーレイを隠す(初期状態)
- ツールオーバーレイを表示
- マスクオーバーレイを表示
- ツールおよびマスクオーバーレイ
です。
それぞれで、ブラシをなぞった部分の見え方が変わります!初期状態では、「オーバーレイを隠す」モードになっています。
右クリックから「オーバーレイを切り替え」を選択すると、「ツールオーバーレイを表示」に切り替わります。
このツールオーバーレイでは、青い点の部分をマウスでドラックで、なぞった部分を移動することができます。
もう一度、右クリックから「オーバーレイを切り替え」を選択すると、次は「マスクオーバーレイを表示」に切り替わります。
マスクオーバーレイでは、ブラシでなぞった部分が赤く表示されます。
なぞった部分がどこなのか把握しながら調整したい時に使うと良いとおもいます。
もう一度、右クリックから「オーバーレイを切り替え」を選択すると、次は「ツールおよびマスクオーバーレイ」に切り替わります。
青い点をマウスでドラックして移動することもできますし、ブラシツールで細かい調整をすることもできます。
もう一度、右クリックから「オーバーレイを切り替え」を選択すると、最初の「オーバーレイを隠す」状態に戻ります。モードを使い分けながら、レタッチしてみてください。
最後に、このブラシツールでは、たくさんの項目が用意されています。「露光量」以外にも「色温度」や「色かぶり」コントラストなどの調整が可能です。
使いこなすと、かなり細かい部分までレタッチできるので、ぜひチャレンジしてみてください。
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「写真の検索方法」「管理・整理」「共有」のやり方
次は、
- Lightroomの検索機能の使い方
- レーティングとアルバムの使い方
- 写真の共有方法
についてお伝えしていきます。
写真の検索機能の使い方
Lightroomの検索機能は、とても使いやすいので、理解できると写真が探しやすくなります。
写真を探したい時は、この検索機能を使うと、早く見つけれると思います!
写真を探したい時は、この検索機能を使うと、早く見つけれると思います。写真の検索は、画面上部の検索バーで行います。
検索バーでマウスをクリックすると、 いくつか項目が出てきます。
一番上にあるのが「レーティング」と「フラグ」。その下にあるのが「カメラの設定」です。撮影に使った「カメラ」や「レンズ」、「焦点距離」や「シャッタースピード」など撮影時の設定で検索することもできます。
その下を見ていくと、「メタデータ」や「ファイル」の項目でも調べることができます。メタデータには、アルバム、場所、 人物などのタグがあります。
ファイルには、タイプや拡張子などのタグがあります。 試しに「カメラ」のタグをクリックすると、使用したカメラの 一覧が表示されます。
後はカメラの機種名のところをクリックすれば、そのカメラで撮影した写真が表示されます。他にもメタデータの「場所」のタグをクリックすると、 撮影場所の一覧の表示されます。
任意の場所をクリックすれば、その場所で撮った写真を表示することができます。
レーティングとフラグ
検索画面内にあった「レーティング」と「フラグ」について補足しておきます。
レーティングとは、写真に星なしから星五つまでの評価を加えることができる機能です。
フラグは、 「採用済み」「フラグなし」「除外」の三つがあります。
なにも設定していない状態だと、「星なし」「フラグ無し」の状態になってます。このレーティングとフラグを上手に使うと、あとで写真を見つけやすくなります。
レーティングとフラグの付け方は、写真を一枚開いた状態で画面下の、レーティングとフラグのところをクリックすればそれぞれをつけることができます。
レーティングとフラグの使用例としては、まずフラグで大まかに「採用する写真」「除外する写真」を選別して、採用する写真の中でもとくに良い写真を★5つ、そこそこ良い写真を星4つ、といった具合に、レーティング分けするとわかりやすいと思います。
マイフォトとアルバム・フォルダの使い方
では次は、マイフォトとアルバムの方法をお伝えしていきます。まずはLightroomでの写真の管理は、「マイフォト」を見ていきましょう!
マイフォトの見方
「マイフォト」は画面左の上から3つ目のアイコンです。
マイフォトでは「すべての写真」や「最近追加した写真」「日付順」「人物」で見ることができます。
アルバムとフォルダーの使い方
そして写真を管理する上で便利な機能が「アルバム」と「フォルダー」機能です。
「アルバム」には写真を収納しておくことができます。
「フォルダ」には、複数のアルバムやフォルダを入れてておくことができます。
なので例えば、「東京」というフォルダを作っておいて、その中に「東京タワー」や「スカイツリー」などのアルバムで管理することができますし、
「東京」のフォルダの中に「港区」というフォルダを作り、さらにその中に「東京タワー」というアルバムを作るっというやり方も可能です。
またこのアルバムやフォルダは、ドラック&ドロップで移動できます。
こんな感じであとで変更も可能なので、写真が少ない内はアルバムで管理して、アルバムの数が多くなったらフォルダも作って管理していくと良いと思います。
ちなみに、このフォルダは5階層まで作ることができます。次は、アルバムとフォルダの作成方法をお伝えします。
まずアルバムの作り方ですが、やり方は2つあります。1つが、「アルバム」と書いてある右の「+」のアイコンをクリックして「アルバムを作成」を選択。
名前を入力して「作成」を選択すれば、アルバムを作ることができます。
2つめの方法は、マウスの右クリックからやる方法です。アルバムのパネル内で、右クリックして「アルバムを作成」をクリック。
後は先ほどと同様に名前を入力して、「作成」を選択すればアルバムを作ることができます。フォルダーの作り方も同じです。
「+」のアイコンからフォルダーを作ることもできますし、右クリックからフォルダを作ることもできます。アルバムを作ったら、ドラッグ&ドロップで写真をアルバムに移動していきます。
一枚ごと移動させることも出来ますし、キーボードのコントロールを押しながら複数選択して、まとめて移動させることもできます。
アルバム内の写真を削除したい時は、キーボードの「delete
」で削除できます。
アルバム内で削除してもLightroom本体には写真が残るので、「すべての写真」からあとで探すこともできます。
写真の共有方法
最後に、 写真の共有方法についてお伝えします。やり方は2つあります。
- 自分のパソコンに書き出すやり方
- サーバーに写真をアップしてURLで共有する
自分のパソコンに書き出すやり方
まず書き出し方法からお伝えすると、書き出したい写真を選択した状態で画面右上にある、 「共有」クリックします。
この中には「書き出し」「JPGに書き出し(小)」や「JPGに書き出し(大)」「オリジナル」があります。
早く簡単に書き出したい時は、下の3つの中から選択すると早いです。
一番上の「書き出し」では、ファイル形式、サイズ、画質、 透かしの設定やそのほか詳細の設定をして書き出すことができます。
詳細設定では、含める情報やファイル名、カラースペースなどの設定ができます。
「すかしを含める」とは、 写真にクレジットが表示できる機能です。 チェックを入れれば、写真内にクレジットを入れることができます。
設定を変更したい場合は、その右にあるアイコンをクリックします。
ここでは、名前やフォントの種類、カラーや、 クレジットの位置などの設定ができます。
設定ができたら「完了」をクリックして、「写真を書き出し」ボタンを選択すれば、パソコンに写真を保存することができます。
サーバーに写真をアップしてURLで共有する
次は、URLで共有する方法をお伝えします。この方法では、写真はAdobeのサーバーにアップされ、URLが生成されます。
なので、知り合いにこのURLを伝えれば、写真を共有することができます。
複数の知り合いと写真を共有したいときに使うと便利だと思います。
場所は「共有」内の「リンクを取得」です。
数秒待っていると、URLが生成されます。
ちなみにここから、FacebookやTwitterに直接投稿することも可能です。
また、このURLで共有するやり方は、アルバムでもできます。やり方は簡単で、 共有したいアルバムのところでマウスの右クリック、 「共有と招待」を選択します。
後は「共有リンクを取得」を選択すれば、先ほどと同様にURLが生成されます。
このサーバーにアップされた写真は、「お気に入り」マークをつけたり「コメントを残す」こともできます。
なので、仕事などで大量の写真をクライアントに確認してほしいときや、写真をほかの人にセレクトして欲しいは、この機能を使うとお互いにラクだと思います。
以上です!
ぜひ色々試してみてください!
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