こんにちは!カメラマンの長谷川 ksk_photo_manです!
いつも当ブログを読んで下さってありがとうございます!
さて、写真を撮っていて、
なんか写真が、白っぽい。写真にゴミのような・・・
っという経験ありませんか?
それは、ゴースト・フレアかもしれません!
この記事では、ゴースト・フレアについてお伝えしますね!
では、早速!
ゴースト・フレアってなに?
ざっくり言うと、ゴースト・フレアとは、強い光の影響で、写真が白っぽくなったり、光の玉が画面内に映り込んでしまう現象のことです。
ゴースト・フレアそれぞれについて、もう少し詳しくお伝えしますね!
ゴーストとは
ゴーストとは、太陽光などの光源以外の光が、画面内が映り込んでしまっている現象です。
この光の玉は、丸が連なっていたり、幾何学の形が連なっているときがあります。
意図して入れているなら問題ないのですが、意図ではない場合、それはあまりよろしくないです。
フレアとは
フレアとは、太陽光など強い光の影響で、画面の一部が白っぽくなってしまう光のカブリ現象です。
フレアが起こると、コントラストとシャープが低下します。
ゴースト・フレアが起こりやすいシーンとは?
ゴーストもフレアも、カメラが太陽の方角を向いている時に起こりやすいです。
なので、逆光や半逆光で撮ったとき起こりやすいです。
ゴースト・フレアの対策
では、ここからゴースト・フレアが起きてしまったときの対策・軽減方法をお伝えします!
- レンズフードを装着
- ハレ切りを使う
- 構図を変える
- レンズの絞りを開放側で使う
- フィルターをはずす
- 違うレンズを使う
1:レンズフードを装着
レンズフードを使うことで、強い光がレンズに当たらないようにします。
レンズフードは、レンズによって形が違いますね。
レンズを購入したとき、付属で付いているレンズフードがそのレンズに一番合っているレンズフードです。
ズームレンズの広角側でも、画面に入らないように設計されています。
もしレンズフードを無くして、再購入される方は同じレンズフードを購入してください。
また、レンズフードを付けておくメリットは他にもあります。
とくに意図がない場合つけっぱなしにしておくことをオススメします!
2:ハレ切りを使う
レンズフードがあっても、強い光が直接レンズに入ってしまうときがあります。
そんなときは、「ハレ板・ハレ切り」を使うといいです。
ハレ板を使うときは、レンズに直接光が当たっていないか、目視で確認します。
また、ハレ板がなくても、黒い画用紙で代替することも可能です。
とっさの場合には、手や身の回りにあるものでハレ切りするのもアリです!
3:構図を変える
ゴースト・フレアは強い光がレンズに入ってしまうのが原因です。
なので、強い光を避けるように構図を変えるのも対策のひとつです。
4:レンズの絞りを開放側で使う
ゴースト・フレアはレンズの絞りを絞ったとき(F値の数字が大きい)起こりやすい傾向にあります。
とくにゴーストは、絞りを絞り込むほどゴーストの形がハッキリ表れ目立ちやすくなります。
なので、レンズを開放側(F値の数字を小さく)にすると緩和します。
レンズのF値は、被写界深度とシャープさとの兼ね合いもあるので状況に応じて設定してみてください。
5:フィルターをはずす
レンズ保護のためにつけているレンズ保護フィルターが、ゴーストの原因になっている場合があります。
レンズ保護フィルターを外して撮影してみましょう。
6:違うレンズを使う
レンズによって、ゴースト・フレアの表れ方が変わります。
なので違うレンズに変えるのもひとつの手段です。
どのレンズなら、ゴースト・フレアが出にくいのかお伝えしますね。
①最近発売されたレンズを使う
レンズは年々、性能が上がっています。
そのため発売日が新しいほど、ゴースト・フレア対策がされています。
逆に、ゴースト・フレアを活かした写真を撮りたい場合、「オールドレンズ」と呼ばれる昔のレンズを使うといいです。
②単焦点レンズを使う
ズームレンズは、レンズ内の構造が複雑なので、レンズの枚数が多くなります。
レンズの枚数が多いと、ゴースト・フレアが起こりやすくなります。
単焦点レンズは、ゴースト・フレアが目立ちにくい傾向があります。
③お高いレンズを使う
値段が高いレンズは、コーティング処理がしっかりされています。
中には、かなりゴースト・フレア軽減に力を入れているレンズもあります。
最後に
いかがだったでしょう?
ゴースト・フレアについてお伝えしました。
原因がわかれば対策ができますね。
また逆に、ゴースト・フレアを活かした写真も撮ることができます。
それも表現方法のひとつです。
いろんな写真を楽しみましょう!
ここまで読んでくださってありがとうございます!
写真は「露出・明るさ」を変えるだけで、印象が大きく変わります!
明るい写真を「ハイキー」、暗めの写真を「ローキー」っと言うことがあります!
ぜひ明るさ違いの写真も、何枚か試してみて、より写真を楽しんでください^^
次は、ハイキー・ローキーについて学びましょう^^
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