こんにちは!カメラマンの長谷川です。
今回は「PearlMountain」から、「FlexClip」のご提供を頂いたのでレビューしていきます。
どんなソフトかというと、初心者でも簡単に動画が作れるソフトです。
まずはじめに完成した動画をご覧ください。
FlexClipの完成動画
こんな感じの動画が、30分~45分で作ることができます。
今回初めてこのソフトを使いましたが、操作に迷うこともなく使うことができました。

まずはこのソフトの特徴を3つお伝えします。
FlexClipの3つの特徴
- 初心者でも扱いやすい
- 動作が軽い
- 細かい微調整はちょっと難しい
1:初心者でも扱いやすい
1つ目は、先ほどもお伝えした通り「初心者でも扱いやすい」ということです。
例えば、動画編集のプロも使っている「Adobe Premiere Pro」というソフトは、機能がたくさんあり、操作を覚えるのも大変です。
一方、「FlexClip」は主要な機能のみ取り入れているので、その分わかりやすくてすぐに慣れることができます。
例えば、写真に動きをつける「アニメーション」という機能があります。
Premiere Pro の場合だと、いくつか設定を行なって動きをつける必要がありますが、「FlexClip」の場合すでにいくつかのアニメーションのテンプレートが用意されているため、その中から選択すれば簡単にアニメーションをつけることができます。
ほかの機能も同様です。
すでに用意されているテンプレートの中から選択して、必要な部分を変更するという仕様になってます。
2:動作が軽い
「FlexClip」は、オンライン上で扱うソフトです。
インストール型のソフトの場合、スペックの低いパソコンで扱うと、動きが重たくなってしまうことがあります。
その点、「FlexClip」はオンライン上で動かすソフトなので、動作がパソコンのスペックに影響されません。
スムーズに編集できます。
3:細かい微調整はちょっと難しい
操作が簡単な「FlexClip」ですが、細かい調整は不向きです。
例えばテキストを入れる場合、文章全体の文字の大きさを変更することはできますが 、文中の1文字だけ「大きさや色を変える」といった操作は難しいです。
とはいえ、そこまでこだわらなくても動画全体のクオリティが保たれるケースは多いです。
早く簡単に動画を作りたいという方に向いています。
「FlexClip」の使い方
次は「FlexClip」の使い方をお伝えしていきます。
「FlexClip」の大まかな使い方としては 、
- テンプレートを選択する
- 素材の入れ替え、編集
- 書き出す(エクスポート)
という流れです。

では順を追って解説していきます。
1:テンプレートを選択する
まずはじめに、テンプレートを選択します。
ゼロから作ることもできますが、最初はテンプレートから作った方が良いと思います。
操作に慣れることもできますし。
テンプレートは、
- ビジネス
- ソーシャルメディア
- スライドショー
- 教育
- 結婚式
- 暮らし
- トラベル
などのカテゴリーがあります。
このカテゴリーの中から自分が作成したい動画に合っているテンプレートを選択します。
今回は、「カメラレビュー」を選択します。

テンプレートを選択すると、編集画面に切り替わります。

1つの動画として完成しているテンプレートが、用意されています。

後はこのテンプレート内の素材を、必要に応じて入れ替えたり、編集したりしていきます。
2:素材の入れ替え、編集
やり方をお伝えする前に、大まか画面の見方をお伝えします。
画面右にあるのがプレビュー画面です。

完成した動画を確認することができます。
画面左にあるのが素材パネルです。

テキストや、 アイコン、音楽などの素材が用意されています。
ちなみにこの中のテキストの素材は、アニメーション付きのテキストも用意されています。
なのでこの素材を動画に取り込むだけで、見栄えの良い1シーンにすることができます。
画面下にあるのが、ストーリーボードです。

ここでのストーリーボードは、動画のワンシーンと考えると分かりやすいと思います。
今回のテンプレートでは、4つのストーリーボードが用意されています。
このストーリーボードは、足すこともできます。
また1つのストーリーボードの、時間を変更することもできます。
では実際に、編集していきましょう。
今回は、「ストーリーボードの変更」と「ストーリーボードの追加」を行っていきま 。
まずはじめに、ストーリーボードの変更からやっていきましょう。
2つ目のストーリーボードを変更してみます。
2つ目のストーリーボードを選択すると、 画面右のプレビュー画面に選択したストーリーボードの動画が表示されます。

素材を入れ替えたい時は、画面したの「ストックメディアを追加」 「ローカルメディアを追加」「記録」 「音声を録音する」から任意のボタンを選択します。

- ストックメディアを追加:フレックスクリップ内の素材
- ローカルメディアを追加:パソコン内にある素材を追加
- 記録: 直接記録する
- 音声を録音する:音声を直接録音する
テキストの文字を変更したい場合は、 テキスト上でダブルクリックします。

するとテキスト編集のポップアップが表示されます。
この画面内の文字を変更すると、ストーリーボードに反映されます。

またプレビュー画面内の右下にある「秒」を選択すれば、このストーリーボードの秒数を変更することもできます。

次は、新規のストーリーボードを追加してみます。
画面下にある「ストーリーボード」にマウスを持って行き、「背景」を選択します。

すると真っ黒な背景のストーリーボードが作成されます。

このストーリーボードはドラック&ドロップで位置を変更することもできますし、背景の色も変更することができます。
背景の色を変更したい時は、画面上部にあるカラーパレットから選択します。
次は、ここにテキストを入れていきます。
画面左にある素材パネルから、お好みのテキストを選択します。

今回は「単純のテキスト」内の「ボトムアップダウン」を選択。

すると、プレビュー画面にテキストが追加されます。
後は先ほどと同様に、 テキストを変更したり、画面上部の編集バーから文字の色を変えたり大きさの変更します。

3:書き出し(エクスポート)
一通りの編集が終わったら後は、動画を書き出します。
画面右上の「ビデオをエクスポート」を選択します。

そして、書き出す動画のサイズを設定して、「次」をクリックします。

後はこのビデオの「イントロ」「ビデオのタイトル」を設定したら、「ビデオをエクスポート」をクリックします。

これで書き出しは完了です。
こんなカンジで、どなたでも簡単に動画が作れるソフトだと思います。
有料プランもありますが無料版もあるので、気になった方はまずは無料版を試してみると良いかと!

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