こんにちは!カメラマンのけいすけ (@Photo_0101)です!
カメラを始めたばかりの方は、「露出ってなんぞや」って思っちゃいますよね。
こう思われるカメラ初心者の方にもわかりやすく解説するので、一緒に勉強しましょう^^
この記事のもくじ
「露出」とは、カメラが受け取る光の量のこと

カメラや写真を勉強していると、必ず「露出」という言葉がでてきます。
露出は、カメラが受け取る光の量のことです。
明るすぎる写真を「露出オーバー」、逆に光量不足の時は「露出アンダー」といいます。

露出を調整する方法は3つ。「F値(絞り)」「シャッタースピード」「ISO感度
露出を決めるのは、この3つ。
- 絞り
- シャッター速度
- ISO感度
ここでは「絞り」「シャッター速度」について説明しますね。
カメラを始めたばかりの初心者の方にとって、一番つまづきやすいポイントが「絞り」「シャッター速度」だからです。
そして、絞りとシャッター速度は、基本であり、大事なところです。
「ISO感度」については別記事でお伝えしています。
露出(光の量)を調整するのが、レンズの中にある「絞り」とカメラの中にある「シャッター」です。
F値(絞り)は、レンズから入る光の量を決めるもの

「絞り」は、レンズから入る光の量を決めるものです。
レンズから通る光の量を、調整します。
例えば、この穴を大きくしてたくさん通したり、小さくして光が通る量を減らしたりします。
この「絞り」は、「F値」という数字で表します。
例えば、「F 2.8」「F 16」といった具合です。
この数字が小さいほど絞りが開いている状態で、逆にこの数字が大きいほど、絞りが閉じている状態です。
(絞りが開いている状態のことを、「開放」と言うこともあります。)
例えば、
- 「F 2.8」は、絞りが開いている
- 「F 16」は、絞りが閉じている
です。
絞りが開いている方が、たくさん光を通すのでこの場合「F 2.8」の方が明るく撮れます。
絞りは明るさのほかにも「被写界深度」に影響します。

シャッタースピードは、シャッターが開いている時間のことです
また「シャッター速度」は、シャッターを開け閉めする時問の長さで、カメラのセンサーに導く光の量を調節します。
たとえば、「絞り」の穴の大きさを変えずに、シャッターが開いている時問を短くすると暗い写真に、長くすると明るい写真になります。
逆にシャッターを開いている時間を変えずに、絞りの穴を大きくすれば明るい写真に小さくすれば暗い写真になります。
絞りとシャッター速度は、コップに水が溜まる様子をイメージするとわかりやすいです。

コップ一杯に水を溜める方法は、2パターン考えられます。
- 一気に短時間で溜める
- ゆっくりと時間をかけて溜めることもできます。
どちらでも、コップに溜まる水の量が同じ=同じ露出になります。
「一気に短時間で溜める」
⇒蛇口をいっぱいに開いた状態で短時間
⇒絞りが開いている状態で、早いシャッター速度。
「ゆっくりと時間をかけて溜める」というのは
⇒蛇口を少し開いた状態で、長時間
⇒絞りが、閉じている状態で、遅いシャッター速度。
水がコップから溢れた(=ちょうどいい光の量より多い)状態は、明るい写真になります。
「露出オーバー」ということですね。
最後に
以上、カメラの「露出」についてお伝えしました!
「絞り」「シャッター速度」の関係を覚えれると、単に明るさだけではなく、自分のイメージする写真撮ることができ表現の広がりますよ!
カメラの用語には「露出」のほか、「適正露出」っという言葉があります。
「適正露出ってなんぞや」っと思われた方は、「 適正露出ってなに?」を参考にしてみてください。
また「ゼロからわかる基本的な一眼レフの使い方〜加工テクニック」と題して、カメラ初心者の方が順を追ってステップアップできるよう記事をまとめました!
ぜひ参考にしてみてください!
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