こんにちは!カメラマンの長谷川( ksk_photo_man)です!
さて、ストロボのアクセサリーってたくさんありますよね?
なかでもわかりにくいのが、ディフューザーかと思います!
ディフューザーによって光質が変わります。
この記事では、僕が持っている機材を総動員して、光質の違いを比較してみました。
ディフューザーが違うと光質(こうしつ)が変わる?
光は、コントラストがつきやすい「硬い光」や、優しくコントラストが低い「柔らかい光」があります。
そして、ストロボの光源を「太陽」とするなら、ディフューザーは「雲」です。
雲がない快晴の日の太陽の光は、直射性が高いので、コントラストが高く硬い光になります。
雲があると、太陽の光が雲で拡散(ディフューズ)されるので、コントラストが低く、柔らかい光になります。
被写体や、写真の意図でディフューザーを使い分ける必要があります!
ストロボのディフューザーの種類
どれくらい「光質」が変わるのか、比較したものを見た方がわかりやすいかと思います!
今回、比較するディフューザーは以下の機材たちです!
- アンブレラ白(バウンス)
- アンブレラ白+ディフューザー(傘トレ)
- アンブレラ白(ディフューズ)
- ソフトボックス(バンク)
- ソフトボックス(ディフューザー入り)
- アートレ
拡散性の高いディフューザーを使うと、光量が少なくなります。
今回は、光質の比較を目的としているため、光量は調整してあります。
クリップオンストロボで比較していきますね!
ストロボのディフューザーの光質を比較
直射光
(参考までに)ディフューザーを使っていなストロボ光です
光が硬いので、影がシャープになります。
なので、被写体の質感・立体感が一番表現できる光です!
アンブレラ白(バウンス)
アンブレラは、傘状のライティング機材。
ストロボ光を内側に反射させ拡散させます。
アンブレラのバウンス光は、ほどよい質感表現ができます!
影の落ち方は、濃い影と薄い影が共存します。
アンブレラ白+ディフューザー(傘トレ)
アンブレラにディフューザーをつけた、「傘トレ」と言われる照明です。
ディフューザーで拡散されるので、アンブレラよりも光が柔らかくなります。
光が柔らかくなるので、質感・立体感はあまり表現されないです。
子供や女性で使うと、お肌ツルツルに写ります!
アンブレラ白(ディフューズ)
バウンスでも、ディフューザーとしても使えます!(たぶんw)
今回は、ディフューザーとして使いました!
傘の位置を変えると、光質を変えることができます!
ソフトボックス(バンクボックス)
ソフトボックスは、ボックス内で光を拡散。
指向性がある光です。
ソフトボックスの光は、直射光(生のクリップオンストロボ)と、アンブレラの中間の光の硬さになります。
質感も表現され、メリハリのある光です。
金属は、ソフトボックスの四角い形が写りこむので、ちょっと違和感ありますね!
ソフトボックス(ディフューザー入り)
ソフトボックスの中に、ディフューザーを入れた照明です。
ソフトボックスより光が柔らかくなります!
個人的には、一番好きな光です!
トレッシングペーパー
トレッシングペーバーを垂らして、光を拡散させます。
垂らして使うディフューザーは、ほかにも「アートレ」や「ユポ」などがあります。
アートレ、ユポはシワになりにくくて使い勝手がいいのですが、お高いので、僕はトレぺを代用してます!
垂らすディフューザーのメリットは、トレペとストロボの距離で、光質を調整できることです。
距離を遠くすればするほど、光が柔らかくなります!
デメリットは、「広い場所が必要」「機材が増える」ことです。
トレペを垂らすためのスタンドと、広さが必要になります!
①の位置
②の位置
③の位置
最後に
機材は、どれが一番いい光というのはなくて、どの光が一番適しているかで選びます!
ディフューザーの購入を検討している方は参考にしてみてください!
もし「見比べたけどよく分からない」っという方は、好き・嫌いの感覚で選ぶのもいいアリです!
ディフューザーを購入したら、ぜひ料理写真にもチャレンジしてみてくだい。
上手に撮れた料理写真を、SNSにアップすると楽しいですよ!
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