こんにちは!カメラマンの長谷川 ksk_photo_manです!
簡単に僕の自己紹介すると、僕はカメラ歴12年、Photoshop歴15年。
広告写真スタジオに7年勤務後、現在はフリーランスで、料理の写真を撮っています。
さて、日中シンクロって聞いたことがありますか?
また、試してみたいけどやり方がよくわからないと思っていませんか?
この記事はこんな方に向けて書いてみました。
- 日中シンクロってなに?
- 日中シンクロってどうやって撮ったらいいの?
- 日中シンクロを撮ってみたけどうまくいかない。
では、早速解説していきますね。
日中シンクロとは
日中シンクロとは、太陽の光がある日中にストロボを発光させて撮影することです。 使うシーンはこんな時です。
- 特定の物・人物を目立たせたい
- 補助的にストロボを使って暗い部分を明るくしたい
- 印象的な写真にしたい
よく陥りがちなこと
日中シンクロは「太陽の光」と「ストロボの光」の2つの光で撮ります。
いざ撮ってみて、「もう少しこの部分明るくしたいんだけど」っと調整しようとすると
カメラの調整、ストロボの発光量のどれを変えたら、写真のどこが変わるの?
とちょっと混乱してしまうことがあります。
(過去に僕も混乱したことがあります。)
なので「太陽の光」「ストロボの光」を分けて考えておくとわかりやすいです。
日中シンクロを撮る時のカメラの設定
あくまで参考なのですが、僕が日中シンクロを撮る時のカメラの設定は、 カメラの撮影モードは「M(マニュアルモード)」です。
ストロボの設定もマニュアルで撮ります。
カメラの自動撮影モード(AvやTvなど)やストロボのTTLを使うと、少しカメラのアングルを変えただけで露出が変わってしまう時があります。
日中シンクロで何枚か撮影する時は、 同じ撮影環境で撮ることが多いと思います。
なのでカメラの設定もストロボもマニュアルにしておいたほうがわかりやすいです。 (個人的に)
日中シンクロの撮り方・流れ
日中シンクロを撮るときは、まずストロボを使わずに撮る。
先にお伝えした通り、いきなりストロボを発光させて撮ると「どの光がどこに影響しているのかわからなくなってしまう」ことがあります。
そこでまずはじめに、ストロボを使わずにその環境(太陽光など)で1枚写真を撮っておくことをオススメします。
背景で見せたいもの(朝日や夕暮れのキレイなグラデーションなど)は、ストロボを使っていない状態で調整をしておきます。
ストロボの光を足す
あとは、ストロボの光を足すだけです。
このときストロボの光が、主役にだけ当たるようにしておくとよりわかりやすいです。
こうしておくと、ストロボを使った時に、ストロボの光がどこに影響しているのかが一目でわかります。
カメラの設定がマニュアルで固定されているので、もっと主役を明るくさせたい場合はシンプルにストロボの光量を増やせばいいことになります。
↓ストロボの光量を1段上げる!↓
日中シンクロをする時にあると便利なもの
次に、日中シンクロをする時に、 あると便利なものをご紹介しますね。
スタンド
スタンドにストロボを付けておくことで場所の移動、高さの移動が容易になるので便利です。
スタンドですが、一度(下記のような)お安いスタンドを購入したことがありますが、中心の棒が歪んでいるのか、上下の動きがぎこちなかったです。
長い目で見るならしっかりした物を選んだ方が良いです。
このスタンドにとダボ(スピゴット)を使えば、クリップオンストロボをスタンドにつけることができます。
スタンドがない場合は、人に頼んでストロボを持ってもらうというのもアリです!
無線シンクロ
僕が使っているのは、「YONGNUO」の「YN622C」という無線シンクロです。
無線シンクロの良い所は、カメラとストロボが連動してくれることです。
カメラのメニュー画面に「外部ストロボ制御 > ストロボ機能設定(Canon)」という項目があります。
ここは通常、カメラの上部にストロボがついているときに、調整可能になります。
けど、無線シンクロを付けることで、カメラの上部にストロボが付いている時と同様に、カメラとストロボが連動してくれます。
このおかげでカメラとストロボが離れた距離にあっても、そのストロボの光量などをカメラ側で調整することができます。
例えば、カメラから5m離れた場所にストロボを設定しても、カメラ側から光量の調整が可能です。
コードでつないでいた頃は、わざわざストロボの所まで行って、光量を調整してカメラのところまで戻ってくる。 それでもまだ調整が必要ならまた行って帰ってくるというのを繰り返していましたが・・・
無線シンクロを使うことでその煩わしさから解放されます。
ストロボで日中シンクロを楽しもうと思ったら無線シンクロを持っておくと便利です!
まとめ
日中シンクロをする時は、まずストロボを使わない状態で調整して、「ストロボで光を足す」というイメージを持っていると、スムーズに良い写真が撮れるかと思います。
またストロボは、ディフューザーというアクセサリーを使うと「光質(こうしつ)」が変わります。
ストロボとディフューザーがあれば、上手に「ブツ撮り」をすることも可能。
「ブツ撮り」に興味のある方は、「ストロボ ディフューザーの比較・使い方!」をご覧ください。
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