こんにちは!長谷川です。
- カメラのレンズってどんな種類があるの?
- レンズによってどんな特徴の違いがあるの?
と思っていませんか?
この記事では、「レンズの種類とそれぞれの特徴」についてお伝えします。
ズームレンズと単焦点レンズ
カメラのレンズの種類は大きく分けて2つあります。
1本でいろんな画角を楽しめる「ズームレンズ」と、ひとつの焦点距離でのみ撮影する「単焦点レンズ」に、分けることができます。
- ズームができる「ズームレンズ」
- ズームがない「単焦点レンズ」
ズームレンズとは
「ズームレンズ」とは、名前の通りズーム機能がついているレンズのこと。
ズーム機能とは、焦点距離を変更することで「写真に写る範囲」を変更できる機能です。
例えばレンズに「18-55mm」といったように、2つの数字が書いてあるレンズはズームレンズです。
この数字のことを「焦点距離」といいます。
「焦点距離」は、「写真に写すことができる範囲」を表しています。
- 数字が小さい=広い範囲を写せる
- 数字が大きい=遠くのものを大きく写せる
ということです。
一般的に、カメラとレンズが一緒に販売されている「レンズキット」のレンズは、ズームレンズが多いです。
写真に写すことができる範囲のことを「画角」といいます!
焦点距離 ≒ 画角です!
レンズに書いてある2つの数字の差が大きいほど、さまざまな画角を楽しむことができます。
ズームレンズは、「広い景色や遠くの被写体」を撮る時など、とても便利です。
- ズーム機能がある
- さまざまなシーンで対応できる
- 初心者にオススメ
単焦点レンズとは
「単焦点レンズ」とは、焦点距離が1つのレンズのこと。
ズーム機能はありません。
「50mm」といったように、レンズに書いてある数字が1つのレンズは単焦点レンズです。
単焦点レンズの特徴は、ズームレンズと比較してレンズ設計がシンプルなこと。
そのためレンズ自体の重量が軽く、ボケもキレイです。
- ズーム機能がない
- レンズが軽い
- ボケがきれい
詳しくは、こちらの記事を参考にしてみてください。
広角・標準・望遠レンズと特殊なレンズ
「ズームレンズ」と「単焦点レンズ」には、それぞれ
- 標準レンズ
- 広角レンズ
- 望遠レンズ
があります。
また特殊なレンズとして
- マクロレンズ
- 魚眼レンズ
- シフトレンズ
マクロレンズとは
「マクロレンズ」とは、被写体を大きく写すことができるレンズのこと。
言葉だけだと「望遠レンズ」と近いですが、マクロレンズでは「被写体に近づいて」撮ることができます。
マクロレンズではかなり被写体に近い被写体でも、ピントを合わせることが可能。
どれくらい近い距離で、ピントが合わせることができるかは、レンズによって違います。
被写体にピントが合う、最も近い距離のことを「最短撮影距離」といいますが、マクロレンズはこの最短撮影距離が短いレンズです。
なので、花や昆虫を撮る方にオススメです。
またマクロレンズはボケ味がキレイなので、普段のスナップ写真や人物写真にマクロレンズを愛用してる方もいます。
マクロレンズは、50mm前後の標進マクロレンズ、80~100mmの中望遠マクロレンズ、200mm前後の望遠マクロレンズなどがあります。
魚眼レンズとは
「魚眼レンズ」は別名フィッシュアイともいい、超広角レンズ以上に広い範囲を写すことができるレンズです。
画面周辺部が湾曲する独特の描写します。
とてもダイナミックな写真を撮ることができます。
魚眼レンズは、「全周魚眼」と「対角線魚眼」があります。
シフトレンズとは
シフトレンズでは、大判カメラで使っていた「ティルト」と「シフト」という機能を使うことが可能。
「ティルト」とは、ピントが合う範囲(被写界深度)をコントロールすることができます。
「シフト」とは、カメラの位置を固定したまま構図を変化できる機能です。
このレンズを使うと「ミニチュア・ジオラマ風」の写真を撮ることができます。
最後に
以上、カメラのレンズの種類と特徴をお伝えしました。
1本目は、レンズキットの標準ズームレンズを使っている方も多いと思いますので、2本目を購入する時の参考にして頂ければと思います。
次は「レンズ表記の見方」をご覧ください。
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