こんにちは!カメラマンの長谷川です!
- せっかく一眼レフを買ったから、背景をボカした写真が撮りたい!
- けど、どうやったらいいかわからない
と思っていませんか?
背景がボケている写真、いいですよね!?
メインの被写体を目立たせることができて、「一眼レフで撮った感」が出ます!
この記事では、カメラ初心者さんに向けて「一眼レフで背景をぼかす6つの方法」をお伝えします。
ミラーレスもやり方は同じです!
一眼レフで背景をぼかす6つの方法
では、一眼レフで背景をぼかす6つの方法について解説します。
- 絞り(F値)開放で撮る
- レンズの望遠側を使って撮影する
- 被写体に近づいて撮影する
- 被写体と背景の距離を長くする
- F値の数字が小さいレンズを購入する
- 望遠のレンズを買う
ひとつひとつ解説していきます!
1 絞り(F値)開放で撮る
レンズの絞りが開放(一番開いた状態)で撮影すると、背景をぼかした写真を撮ることができます。
絞りを開放にしたいので、レンズのF値は1番小さい数字にします。
例えば、
- EF24-70mm F2.8L II USM ⇒ F2.8
- AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR ⇒ F2.8
といった具合です。
ほかのレンズを使ってる方は、このF値が変わってくるので、お手持ちのレンズを確認してみて下さい。
また、このとき便利な設定は「絞り優先モード」です。
2 レンズの望遠側を使って撮影する
写真は、望遠(ズームした状態)で撮影した方が、背景がボケやすくなります。
なので、ズームレンズの望遠側で撮影すると、背景がボケやすいです。
例えば、
- EF-S18-55mm F3.5-5.6 ⇒ 55mm
- AF-P DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR ⇒ 55mm
といった具合です。
「 EOS Kiss X8i」や「D5600」のレンズキット、標準ズームレンズの場合
- EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STM ⇒ 焦点距離「55mm」絞り「F5.6」
- AF-P DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR ⇒ 焦点距離「55mm」絞り「F5.6」
がボケやすいです。
3 被写体に近づいて撮影する
被写体に近づいて撮影した方が背景がボケやすいです。
なので、できるだけ被写体に近づいて撮影してみて下さい。
この時、レンズの最短撮影距離に気をつけてください。
最短撮影距離とは、被写体にピントが合う1番近い距離のことをいいます。
例えば、
- EF-S18-55mm F3.5-5.6 ⇒ 0.25m
- AF-P DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR ⇒ 0.25m
です。
このレンズを使った場合、被写体との距離が、0.25メートルより近いとピントが合いません。
最短撮影距離は、各メーカーページのスペック欄に記載されています!
4 被写体と背景の距離を長くする
被写体と背景の距離が長い(遠い)ほど、背景がボケやすくなります。
なので例えば、「5m後ろの木」より「100m後ろの木」の方が背景がボケやすいです。
5 F値の数字が小さいレンズを購入する
先ほど、F値が小さい方が、ボケやすいとお伝えしました。
1番小さい数字はレンズによって変わります。
今のレンズより、もっと背景がぼけた写真を取りたい場合は、笑縁が小さいレンズを購入する必要があります。
例えば
- CANON EF50mm F1.2L USM
- AF-S NIKKOR 50mm f/1.8G
のレンズを使うと背景がボケやすいです。
6 望遠のレンズを買う
こちらも先ほどお伝えしたことですが、望遠で撮影した方が背景がぼかしやすいです。
なので、望遠レンズの望遠側で撮影すれば、背景をぼかすことができます。
例えば、
- EF-S18-135 IS USM ⇒ 135m
- AF-P DX NIKKOR 70-300mm f/4.5-6.3G ED VR ⇒ 300m
です。
F値もできるだけ小さい数字にします!
「 F値の数字が小さいレンズ」も併せて考えると、「F値が小さく & 望遠」のレンズを使うと、かなり背景をぼかすことができます。
例えば、
- EF70-200mm F2.8L IS III USM
- AF-S NIKKOR 70-200mm f/2.8E FL ED VR
です。
ただこれらのレンズは、なかなかステキなお値段になったりします笑
まとめ
まとめます。
一眼レフで背景をボカしたいとき、レンズの調整をするのは下記の2点。
- 被写体に近づいて撮影する
- 被写体と背景の距離を長くする
「背景をとにかくぼかしたい」「新しいレンズを購入したい」時は、下記の2点に着目!
- F値の数字が、小さいレンズ
- とにかく望遠(焦点距離が長い)のレンズを買う
ぜひお試しあれ!
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