- 高品質な画像を無料ダウンロードしたい
- 自分のプロジェクトに合う素材を探している
Adobe Stockの無料素材は、商用利用可能な高品質な写真やイラストが揃っています。
本記事では、
- 無料素材の使い方ダウンロード方法
- ライセンスと注意点
- おすすめの使い方
- 有料プランへのアップグレードのタイミング
について詳しく解説します。Adobe Stockを使って自分のデザインやコンテンツをより魅力的にしましょう。
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Adobe Stock(アドビストック)とは?
Adobe Stockは、Adobeが提供するストック素材サービスです。写真、ベクター画像、動画、テンプレートなど様々なクリエイティブ素材を利用できます。
ここでいう「クリエイティブ素材」は、デザインや映像制作、ウェブサイト作りなどに使えるイラストや写真、動画などのことを指します。具体的には、風景や人物の写真、アニメーションの素材、ポスターやウェブサイトのデザインテンプレートなど、さまざまなジャンルと形式の素材が用意されています。
Adobe Stockはプロのクリエイターからビジネスの現場、学校の課題作成まで、幅広い場面で利用されています。
Adobe Stock(アドビストック)の無料素材について
ここでは、次の2点について解説します。
それぞれ解説します。
1. Adobe Stockの無料素材の種類
Adobe Stock(アドビストック)の無料素材は、様々な種類があります。主に次の5つが利用できます。
- 写真
- ベクター画像
- ストック映像
- テンプレート
- 3D素材
それぞれ実際の素材を使いながら、使用例など解説します。
写真
まず、「写真」があります。写真は、風景、動物、人物、食べ物など、様々なテーマの写真があります。これらはウェブサイトやプレゼンテーション、広告など、様々な場面で使用できます。
ベクター画像
次に、「ベクター画像」があります。ベクター画像は、拡大・縮小しても画質が落ちない特徴があります。そのため、ロゴやアイコン、ポスターなどによく使用されます。
ストック映像
「ストック映像」も無料素材の一つです。これは、プロの映像クリエーターが作った、映像のクリップです。動画制作の際に、特定のシーンを補完するために使用できます。
テンプレート
さらに、「テンプレート」も無料素材の一部です。これは、パンフレットや名刺、ポスターなどのデザインの土台となるもので、Adobeのソフト(Photoshop、Illustrator、InDesignなど)で編集できます。
3D素材
最後に、「3D素材」も無料で提供されています。これは、3次元のオブジェクトやテクスチャ(表面の質感)などで、3Dグラフィックを作る際に利用できます。
Adobe Stockの素材は、それぞれがプロのクリエイターによって作成され、高品質なものが揃っています。そのため、初めてデザインに挑戦する初心者でも、プロ並みの作品を作ることができます。
2. 有料素材と無料素材の主な違い
Adobe Stockは、有料素材と無料素材があります。無料素材は、誰でも無償でダウンロードして利用できます。
無料素材・有料素材の違いについて下記にまとめました
項目 | 有料素材 | 無料素材 |
---|---|---|
素材数 | 3億点 | 有料素材のうちの一部 |
品質 | 高品質な素材が多い | 高品質だが有料素材ほどではない場合もある |
利用制限 | 商用利用可能 | 商用利用可能 |
無料素材は「素材の使用頻度が低い方」「初めてアドビストックを試す方」におすすめです。プライベートなプロジェクトや小規模なビジネス用途で高品質な素材が必要な方にもおすすめです。
「広範囲な選択肢から素材を選びたい方」または「大量の素材が必要」という方は、有料素材が使える有料プランを検討しましょう。
Adobe Stockの無料素材の使い方とダウンロード方法
次は、Adobe Stockの無料素材の使い方とダウンロード方法を解説します。次の5ステップで解説します。
- 会員登録(ログイン)
- 無料素材ページへアクセ
- ダウンロードしたい素材を選択
- 「無料でライセンス」をクリック
- 形式を選択してダウンロード
それぞれ画像付きで解説します。
まず、Adobe Stockのサイトで、画面右上の「ログイン」をクリックします。
するとログイン画面が表示されます。「メールアドレス」や「本人確認のコード」を入力してログインします。
はじめて利用する方は、「アカウントを作成」をクリックします。
するとアカウント作成画面が表示されます。「メールアドレス」「パスワード」を入力して「続行」をクリックします。
次は「名前」「生年月日」「国」を入力して「完了」をクリックします。
これで会員登録が完了です。
無事にログインできたら、画面上部の「無料素材」をクリックします。
あとはこの画面上で、欲しい素材を選択します。
素材を選択すると、その素材の詳細情報が表示されます。「無料ライセンス」をクリックします。
複数の形式が用意されている場合は、ポップアップが表示されます。ダウンロードしたい種類を選択して、「ダウンロード」をクリックします。
Adobe Stockの無料素材のライセンスと注意点
次は、Adobe Stockの無料素材のライセンスと注意点を解説します。
ライセンスとは、一言で言えば、素材の「使い方のルール」です。無料だからと言って何でもかんでも使えるわけではなく、ちゃんとしたルールがあります。
ライセンスのルールをしっかりと理解しておくことで、自分の作品を作る際に後々問題になることを避けることができます。
1. Adobe Stockのライセンスの基本
Adobe Stockのライセンスは、基本的には
- あなたがダウンロードした素材をどのように使用できるか
- そしてどの程度使用できるか
を規定しています。
Adobe Stockのライセンスは大きく分けて
- 標準ライセンス
- 強化ライセンス
- 拡張ライセンス
の3つがあります。
ライセンスの比較を一覧にまとめると次のとおりです。
用途 / ライセンス | 通常 | 強化 | 拡張 |
---|---|---|---|
Web表示回数無制限 | |||
Eメールマーケティング、モバイル広告 ソーシャルメディア、放送番組での素材の使用* | |||
素材の修正ができる* | |||
素材の500,000部までの印刷または表示 | |||
素材の500,000部以上の印刷または表示 | |||
商品、テンプレート、そのほかの 再販を目的とした製品での素材の使用* |
2. 無料素材のライセンスは「標準ライセンス」
Adobe Stockの無料素材は、「標準ライセンス」です。一定の範囲内であれば商用利用が可能です。
具体的には、ウェブサイト、プレゼンテーション、ソーシャルメディア、ビデオ、印刷物などのプロジェクトに使用できます。
引用:Adobe Stock
- 製品パッケージ。マーケティング用印刷物、デジタルドキュメント、ソフトウェアなど、すべてのメディアで素材を最大500,000部使用する。
- 予想される閲覧者数が500,000人未満のEメールマーケティング、モバイル広告、放送番組、デジタルプログラムに素材を使用する。
- 閲覧制限なく、Webサイトまたはソーシャルメディアサイトに素材を投稿する。
- 素材自体が主な購入目的となる製品、製品が500,000回以上複製される場合を除き、教科書などの特定の種類の製品に素材を使用する。
- 未編集の素材を、ライセンス条件に従うことに契約上同意した従業員および業務請負者と共有する。
- ライセンスを顧客または雇用主に譲渡する。
3. 標準ライセンスの注意点
「標準ライセンス」は商用利用可能ですが、いくつか注意点があります。
- 印刷制限: 素材の利用は印刷される部数によって制限されています。印刷部数が50万部を超える場合は「標準ライセンス」の範囲を超えます。
- 商品販売の制限: 「標準ライセンス」では、素材を商品やパッケージのデザインとしてそのまま使用し、それを販売することは許可されていません。たとえば、Tシャツやポスターにプリントして販売することはできません。
- 配布物としての利用制限: デジタル形式での素材の配布も一定の範囲で制限があります。「標準ライセンス」では、素材をそのままの形でソーシャルメディアやウェブサイトにアップロードすることは許可されていますが、それを配布物やダウンロード可能な形式で提供することは許可されていません。
これらの制限を超える使用を考えている場合は、「強化ライセンス」「拡張ライセンス」の利用をおすすめします。
無料で使える!Adobe Stockのおすすめの使い方
Adobe Stockのおすすめの使い方を5つ紹介します。
1. 似た画像検索
Adobe Stockには、「似た画像検索」の機能があります。この機能は、特定のイメージをもとに他の類似した画像を見つけることができます。
例えば、ある特定の日没の景色の画像が気に入ったとします。Adobe Stockでは、その画像を元に同じような雰囲気の日没の画像を探すことができます。
「似た画像検索」は、作業効率を向上させ、クリエイティブなプロジェクトに一貫性を持たせるのに役立ちます。
2. コピースペースの検索
デザインで、テキストなど要素を追加するスペースを見つけるのは重要です。そんな時に役立つのが「コピースペースの検索」です。コピースペースを使えば、テキスト追加用のスペースがある画像を簡単に探すことができます。
例えば、プロモーションポスターを作成していて、「商品名やキャッチフレーズを入れるスペースが欲しい」って時、このコピースペースの機能を使うと空白部分がある画像を探すことができます。
コピースペースは、特定のテキストや他の要素を配置するためのスペースを提供する画像を見つけるのに便利なツールです。
3. 素材のライブラリ管理
Adobe Stockでは、ダウンロードした素材をライブラリで管理することができます。これにより、必要な素材をすぐに見つけることができます。
Adobe Stockのライブラリ管理機能は、素材をきれいに整理して、プロジェクトの進行をスムーズにするのに便利なツールです。
4. プレビュー素材
Adobe Stockのプレビュー素材とは、ユーザーがダウンロードや購入をする前に、素材の全体像を確認することができる低解像度のファイルのことです。
これらの素材は、ウォーターマーク(Adobe Stockのロゴ)が含まれていて、デザインやプロジェクトに素材がフィットするかどうかを試すために利用できます。
例えば、ある特定の画像がデザインに合うかどうかを試したい場合、その画像のプレビュー素材をダウンロードしてデザインに組み込んでみることが可能です。もし素材がデザインに合うと判断した場合、その後で高解像度の有料素材を購入することができます。
プレビュー素材を使うと、「あれ、これ思ってたのと違う…」という素材選びの誤りを未然に防ぐことができます。
5. アプリケーションで開く
Adobe Stockは、Adobe Creative Cloud(CC)のアプリケーションと一緒に使うことができます。
例えば、ダウンロードした素材を直接PhotoshopやIllustrator、Premiere ProといったAdobeのアプリケーションに持っていくことができます。
これを実現してるのが「アプリケーションで開く」機能。Adobe Stockの「アプリケーションで開く」ボタンをクリックするだけで、素材を直接Adobeのアプリケーションに取り込むことができます。
この機能のおかげで、デザインの流れがスムーズになって、時間も節約できます。
Adobe Stockの特徴3つ
次は、Adobe Stockの特徴を3つ紹介します。
1. Adobe CCと連携可能
Adobe Stockは、Adobe Creative Cloud(CC)と連携できます。そのため、ダウンロードした素材をすぐにAdobe CCのアプリで使えるので便利です。
例えば、Adobe Stockからダウンロードした画像を、そのままPhotoshopやIllustratorに取り込むことができます。これにより、素材の編集や作品に組み込む作業が、早くて簡単にできます。
Adobe CCとの連携は、創作の流れをスムーズにして、時間を節約できます。
2. クオリティの高いものが多い
Adobe Stockは、高品質な素材が豊富に用意されています。なぜなら、提供してくれてるのはプロのデザイナーやフォトグラファーだからです。
例えば、Adobe Stockでは、4K動画や高解像度の画像、細部まで精密に作られたベクターイラストなど、さまざまな高品質な素材を見つけることができます。
これらの高品質な素材を使うと、自分のプロジェクトの品質がグッと上がり、信頼性とプロっぽさも強調できます。
3. 使わなかったクレジットは翌月に繰り越し可能
Adobe Stockは、使わなかったクレジットを次の月に自動的に持ち越してくれます。そのため、購入したクレジットを全部しっかり活用できます。
例えば、今月10回分のダウンロードクレジットがあり、そのうち4回しか使わなかったとしても、残りの6回は勝手に次の月に持ち越してくれます。
Adobe Stockのクレジット繰越機能のおかげで、使わなかった分が無駄になる心配がなく、しかもコスト効率も良いです。
Adobe Stockの有料プラン
次の3つについて解説します。
1. 有料プランへのアップグレードのタイミングとメリット
より多くの素材が必要になった時や、高品質の素材が欲しい時は、有料プランを考えてみることをオススメします。
有料プランにすると、無料プランよりも多くの素材にアクセスできます。また、高解像度の素材や特別なライセンスが含まれるような素材もダウンロードできるようになります。
例えば、プロジェクトでたくさんの素材が必要になったり、4Kの動画素材とか独占的な素材が必要になるような時は、有料プランにアップグレードすると良いです。
2. Adobe Stockの有料プランの料金と内容
Adobe Stockの有料プランは、色々なプランの中から、自分にピッタリのものを選べるようになっています。
プラン内容 | 月額 |
---|---|
通常ライセンス素材 10 点/月 または HD ビデオ 1 本/月 | 3,828 円 /月 |
通常ライセンス素材 25 点/月 または HD ビデオ 3 本/月 | 6,578 円 /月 |
通常ライセンス素材 40 点/月 または HD ビデオ 6 本/月 | 10,428 円 /月 |
通常ライセンス素材 750 点/月 または HD ビデオ 25 本/月 | 27,478 円 /月 |
Adobe Stockの有料プランは、いろんなユーザーのニーズに対応できるように作られています。自分がどれくらい素材を使うかによって、一番合ったプランを選べます。
3. アップグレードの手順と注意点
Adobe Stockへのアップグレードは簡単です。ただし、注意点もあります。
アップグレード自体は、Adobe Stockのウェブサイトから「プランと価格」のページに行き、自分が欲しいプランを選べばできます。
ただ、注意点としては、アップグレードした後にダウングレードする場合、その変更は次の請求サイクルから始まることです。
Adobe Stockの有料プランにアップグレードするのは簡単ですが、その前に、自分がどのプランがぴったりなのかをしっかり考えてから決めることが大切です。
Adobe Stockのよくある質問
Adobe Stock(アドビストック)無料素材まとめ
Adobe Stockは、無料素材から高品質な有料素材まで、幅広い素材を提供しているストック素材サービスです。
無料素材は「標準ライセンス」で提供され、ある程度の商用利用も許可されています。
また、Adobe StockはAdobe Creative Cloud
との連携が可能です。そのため、ダウンロードした素材をすぐにPhotoshopなどのアプリで利用できます。クレジット繰越機能もあり、未使用のクレジットは次の月に繰越されるためコスト効率が上がります。
- Adobe Stockの無料素材は「標準ライセンス」で提供
- Adobe StockはAdobe Creative Cloudとの統合が可能
- 素材のダウンロードから使用までがスムーズで
- 未使用のダウンロードクレジットは次の月に繰越
- 有料プランでは、より多くの素材にアクセスできる
- ニーズに応じてプランを選択できる
- アップグレード後のダウングレードは次の請求サイクルから適用
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